……本当なんだ、本当に赤羽さんは帰ろうとして……。
「裏切り者を庇おうってのか?とんだお人好しだなぁ」
女の子は立ち尽くす赤羽さんを突き飛ばした。無抵抗に倒れ込む赤羽さん。
それを見て、私の心臓がどくんと脈打ったんだ。激しい怒りと__殺意が沸き起こる。
「関係無い赤羽さんを……赤羽さんを傷付けるな!」
私は喉を潰しながら叫んだ。
「本当に赤羽さんが先に帰ろうとしたのかもしれないけど、それには何か理由があるんだよ!ふざけんな、お前には何も関係無いでしょ、今すぐ消えろよ!」
私はふつふつと煮え立つ怒りをぶつけた。……赤羽さんは光だけど、今はまだそれに気付いてない。ただの人間の女の子なんだよ。だからこそ慎重に扱わなくちゃ壊れちゃうんだよ。……私だって、本当は今でも信じたくないよ。
何で私なのって何回も思った。どうして私が痛い思いしてまで世界を救わなくちゃいけないのって。
だけど、仲間が居るって知って、頑張ろうって思えたんだよ。この先辛いことがあっても、一緒に支え合える仲間が居るなら、私も一所懸命に頑張ろうって。
きっと赤羽さんも覚醒したら驚くよ。だからその時は、私がしっかり支えてあげなくちゃいけないから。
そのために光になったんだって思うと、ちょっとだけ嬉しいんだ…。
「そんなに嫌ならお前が消えればいいんじゃないか?」
「そうだね、私なんて生きる価値も存在する理由もないよ」
「ちょっと、桜澤さん……」
「なら消えろよ!今すぐ自ら命の糸を切れ!」
「でも今は違うから!
今は……もう私は人間として生きていけないから、ちゃんとした任務を背負って生まれてきたことを知ったから……あんたたちが諦めるまで私は死なないから!」
「桜澤さん、一体どういうことなの……」
「赤羽さん、お願いだからどこか遠くに逃げて!」
「でも、あなたはどうするのよ……」
「私は大丈夫だよ」
「でも、もし大怪我でもしたら…」
「私はあんな奴に負けないよ!
お願い、私を信じて」
赤羽さんの腕を引っ張って、真っ直ぐにその瞳を見詰める。
「……お願い、分かって」
「……分かってわ」
赤羽さんは走って校庭の隅に逃げた。
「ふん……まずはお前からだな」
「……何があっても、赤羽さんは私が守る」
私と女の子は真っ直ぐに向かい合った。
これは、遊びなんかじゃないよ。__命を掛けた戦いだ。
「裏切り者を庇おうってのか?とんだお人好しだなぁ」
女の子は立ち尽くす赤羽さんを突き飛ばした。無抵抗に倒れ込む赤羽さん。
それを見て、私の心臓がどくんと脈打ったんだ。激しい怒りと__殺意が沸き起こる。
「関係無い赤羽さんを……赤羽さんを傷付けるな!」
私は喉を潰しながら叫んだ。
「本当に赤羽さんが先に帰ろうとしたのかもしれないけど、それには何か理由があるんだよ!ふざけんな、お前には何も関係無いでしょ、今すぐ消えろよ!」
私はふつふつと煮え立つ怒りをぶつけた。……赤羽さんは光だけど、今はまだそれに気付いてない。ただの人間の女の子なんだよ。だからこそ慎重に扱わなくちゃ壊れちゃうんだよ。……私だって、本当は今でも信じたくないよ。
何で私なのって何回も思った。どうして私が痛い思いしてまで世界を救わなくちゃいけないのって。
だけど、仲間が居るって知って、頑張ろうって思えたんだよ。この先辛いことがあっても、一緒に支え合える仲間が居るなら、私も一所懸命に頑張ろうって。
きっと赤羽さんも覚醒したら驚くよ。だからその時は、私がしっかり支えてあげなくちゃいけないから。
そのために光になったんだって思うと、ちょっとだけ嬉しいんだ…。
「そんなに嫌ならお前が消えればいいんじゃないか?」
「そうだね、私なんて生きる価値も存在する理由もないよ」
「ちょっと、桜澤さん……」
「なら消えろよ!今すぐ自ら命の糸を切れ!」
「でも今は違うから!
今は……もう私は人間として生きていけないから、ちゃんとした任務を背負って生まれてきたことを知ったから……あんたたちが諦めるまで私は死なないから!」
「桜澤さん、一体どういうことなの……」
「赤羽さん、お願いだからどこか遠くに逃げて!」
「でも、あなたはどうするのよ……」
「私は大丈夫だよ」
「でも、もし大怪我でもしたら…」
「私はあんな奴に負けないよ!
お願い、私を信じて」
赤羽さんの腕を引っ張って、真っ直ぐにその瞳を見詰める。
「……お願い、分かって」
「……分かってわ」
赤羽さんは走って校庭の隅に逃げた。
「ふん……まずはお前からだな」
「……何があっても、赤羽さんは私が守る」
私と女の子は真っ直ぐに向かい合った。
これは、遊びなんかじゃないよ。__命を掛けた戦いだ。
