「………ねえ、妖精さん」
赤い妖精さんに寄り添って声を掛けていた妖精さんを見据えたら、視線を感じ取ったのか、言葉を描けるのを止めちゃった。
「赤羽さん、どうかしたの?」
「…………」
妖精さんは答えようとしないまま、うつ向いて唇を噛んでいたんだ。私はその真意が分からなくて、混乱に陥った…。
「ね、ねえ、赤羽さん行っちゃうよ?ねえ、ちょっと……どうして止めないの?」
何で、何で、何で。
赤羽さんは光として覚醒したのに。やっぱりこの真実は受け入れたくないのかな。無理もないけど、でも……。
「赤羽さんにはきっと、現実を受け入れる勇気があるのに……!」
その勇気を引き出してあげるのも、妖精さん達の役目なんじゃないの?
こんなんじゃ、闇達を撃滅させることは到底無理になっちゃうよ…!
「妖精さん、お願い、何があったのか教えて」
私が気絶したのは、きっとすごく短い時間だよね。けれどその間に起きたことは、地球の運命を賭けた大切な出来事だった筈なんだよ。
ねえ、妖精さ___
「………赤羽紅には、無理だ。
彼奴に………地球の運命を背負わせることは不可能だ」
「………え?」
妖精さんは冷ややかに吐き捨てた。その言葉は想定外で、私に取って、とても残酷なものだった。
赤羽さんは、光でいてはならない
そういうことだよね?
「どうして、赤羽さんは頑張って私を助けてくれたんだよ!それなのに、どうしてそんな酷いことが言えるのさ…!」
「不可能な事は不可能なんだよッ!
最初からやる気のない奴に何を言ったってどうしようもねェんだよ……。
いい加減に現実を見ろよ……馬鹿野郎がッ…」
妖精さんはキレて、私の頬を乱暴に叩いた。
………何それ。
最初から諦めるんだ。何しても無駄だって、何の希望も持たずにそうやって途中放棄するんだ。
馬鹿はどっちさ、そんなうじうじして。赤羽さんの気持ちなんかちっとも考えてないんでしょ!
「妖精さんがそんな弱虫な奴だとは思わなかったよ!
どうせ最初から私を犠牲にしたくてデタラメ言ってきただけなんでしょ!」
私のこの一言に、妖精さんの肩がぴくりと跳ねた。
「……てめェ、何ほざいてんだよ……そのちっぽけな脳味噌はただの飾りなのか?少しは頭使えよ!」
「あんたなんかと一心同体だって考えるだけで死にたくなるよ!
もういいよ、絶交だよ、今すぐ世界を戻して!」
許せない。勝手に意味不明なこと言って……。
「貴様みたいな屑は消えればいいんだよ」
「えっ……?」
妖精さんははっとして口を押さえたけど、すぐに冷めた表情に戻った。
でも、私の瞳には透明で鋭いものが宿って、一気に溢れ返ったんだ…。
「妖精…さんっの、バカ……」
私が生きる価値のない屑ってことくらい、私自身が一番よく理解してるんだよ……!
ずっと気付かないふりしてたのに……自分自身に指摘されちゃったら、これからはどうやって生きていけばいいの……?
赤い妖精さんに寄り添って声を掛けていた妖精さんを見据えたら、視線を感じ取ったのか、言葉を描けるのを止めちゃった。
「赤羽さん、どうかしたの?」
「…………」
妖精さんは答えようとしないまま、うつ向いて唇を噛んでいたんだ。私はその真意が分からなくて、混乱に陥った…。
「ね、ねえ、赤羽さん行っちゃうよ?ねえ、ちょっと……どうして止めないの?」
何で、何で、何で。
赤羽さんは光として覚醒したのに。やっぱりこの真実は受け入れたくないのかな。無理もないけど、でも……。
「赤羽さんにはきっと、現実を受け入れる勇気があるのに……!」
その勇気を引き出してあげるのも、妖精さん達の役目なんじゃないの?
こんなんじゃ、闇達を撃滅させることは到底無理になっちゃうよ…!
「妖精さん、お願い、何があったのか教えて」
私が気絶したのは、きっとすごく短い時間だよね。けれどその間に起きたことは、地球の運命を賭けた大切な出来事だった筈なんだよ。
ねえ、妖精さ___
「………赤羽紅には、無理だ。
彼奴に………地球の運命を背負わせることは不可能だ」
「………え?」
妖精さんは冷ややかに吐き捨てた。その言葉は想定外で、私に取って、とても残酷なものだった。
赤羽さんは、光でいてはならない
そういうことだよね?
「どうして、赤羽さんは頑張って私を助けてくれたんだよ!それなのに、どうしてそんな酷いことが言えるのさ…!」
「不可能な事は不可能なんだよッ!
最初からやる気のない奴に何を言ったってどうしようもねェんだよ……。
いい加減に現実を見ろよ……馬鹿野郎がッ…」
妖精さんはキレて、私の頬を乱暴に叩いた。
………何それ。
最初から諦めるんだ。何しても無駄だって、何の希望も持たずにそうやって途中放棄するんだ。
馬鹿はどっちさ、そんなうじうじして。赤羽さんの気持ちなんかちっとも考えてないんでしょ!
「妖精さんがそんな弱虫な奴だとは思わなかったよ!
どうせ最初から私を犠牲にしたくてデタラメ言ってきただけなんでしょ!」
私のこの一言に、妖精さんの肩がぴくりと跳ねた。
「……てめェ、何ほざいてんだよ……そのちっぽけな脳味噌はただの飾りなのか?少しは頭使えよ!」
「あんたなんかと一心同体だって考えるだけで死にたくなるよ!
もういいよ、絶交だよ、今すぐ世界を戻して!」
許せない。勝手に意味不明なこと言って……。
「貴様みたいな屑は消えればいいんだよ」
「えっ……?」
妖精さんははっとして口を押さえたけど、すぐに冷めた表情に戻った。
でも、私の瞳には透明で鋭いものが宿って、一気に溢れ返ったんだ…。
「妖精…さんっの、バカ……」
私が生きる価値のない屑ってことくらい、私自身が一番よく理解してるんだよ……!
ずっと気付かないふりしてたのに……自分自身に指摘されちゃったら、これからはどうやって生きていけばいいの……?
