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*…魔法少女mirai*7/~…*


ブワッッ
目の前が一気に灰色になった。全部の色が全てどんよりと暗い鼠色に変わっちゃった。
一体何が起こってるって言うのさ~。
「………あれ」
手に何かを握ってた。冷たくて固い感触、金属の小さな棒みたいな物。
手のひらをゆっくり開けてみると、閃光が溢れ出した。___
「目……目がっ」
目が潰れちゃいそうなくらいに眩しいその光は、徐々に輝きを失っていく。
「…………わぁ」
恐る恐る目を開けて見てみると、それは真ん丸い玉が付いた鍵だった。小さい金色の冠と真っ白いふわふわ動く羽根を付けてて、とっても可愛い。
何だろう、すごい重たい…。こんなに小さいのに、どんな素材で出来てるんだろう?

「……手こずらせやがって、やっと目が醒めたようだね」
電話で聞いた声にはっとして頭上を見上げる。
予想通り、その人は私ん家のお向かいさんの屋根に仁王立ちしていた。鋭い眼光が怖いんですけど…。
「私が何をしたって言うんですかっ!」
もう、本当に意味不明だから…せめて分かるように説明してよね!全く、とんだご迷惑だよ。超絶イライラするよ。
「……やはり記憶は無いようだな。当たり前か、お前は所詮ただの人間……力を手に入れたからと言って大して変わらない」
「人を馬鹿にしないでよね!あといきなり電話してきて人ん家の前に居るとか貴方はストーカーさんですか!?」
「……大声を出すな、うるさい」
……何それ、偉そうに語っておいて、私には話させないって言うんだ。自分勝手過ぎるよ。
「……まあいい、何も知る必要はないさ。今私が存在ごと抹殺してやる___」
「……にゃぁぁぁぁぁぁあぁあああああああああああああああああああああああああああっ!!」
「……え?」
何かが物凄い勢いで落ちてくる音と、凄まじい叫び声。何だろう…。
「…ってひぇええええええ!」
わ、私めがけて落っこちてくる~~~~~~~!!
よ、避けなきゃ……でもそしたらあの落ちてくる生物はどうなるの?ええとええと、とにかく何かクッション見たいな物を____
「あっ」
時すでに遅し。気が付いたら私は謎の生き物とごっつんこしていた…いててて。

<2016/10/18 17:04 さくらんぼ*>消しゴム
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