「恋鈴ちゃーん、ちょっと良い?」
「うん?」
恋鈴ちゃんが振り返ったところで、学生鞄の中を漁る。
そこから、透宅でラッピングを済まし、クローバー柄の包装紙を取り出す。
「恋鈴ちゃん、えっと、渡したい物があってだね?」
「えっ本当?海斗が?あの海斗が?」
「何その信じられないわ!って顔⁉︎」
全く、失礼しちゃうわねプンプンッ!
もう若干キャラ崩壊が進むレベルだよ⁉︎
まぁそれは置いといて。こういう時って、どんな事を言えば良いんだ?
やっぱ、ムードじゃないけど、決めセリフ的なのはあった方がいいのかな……?
よし。これで行こう。
俺は大袈裟にせきばらいをした。
「君の瞳に乾・杯☆」
「?」
「…………ごめん何でもない」
まずプレゼント渡すことにすら関係無かった。
あー、恥ずかしい。顔から火が出るどころかついでに涙も出て消火されるんじゃないかってくらい。
どういうことだ?自分でもよく分からない。
まぁ、シンプルイズベストとか言うし!
妥当に行こう。うん。
「こ、これっプレジェント…………」
「プレジェント?プレゼントじゃなくて?」
「プレゼントって言ったよ?言ったんだよ⁉︎」
「う、うん」
よぉし、恋鈴ちゃんも納得してくれた。
いやー、誤解されるところだったね!
俺が大事な場面で噛む奴なんだという誤解が生まれるところだったね!
「でも、ありがとう海斗!嬉しい!それで、開けてもいい?」
「どうじょ」
恋鈴ちゃんが何かを悟ったような目で俺を見てる。
そして、「何も私は聞いてないよ」というような穏やかな表情で包装紙からプレゼントを取り出す。
「……黄色の、リボン?」
「うん。鈴はまぁ、俺達の思い出の物だから。リボンをあげようと思った訳なんだよ」
「……ちょっと待って!今着けるから!」
「え、今?」
恋鈴ちゃんは俺に対して無言でコクコクと頷いて、黄色いリボンを元々着けていた赤いリボンと取り替える。
「えっと……どうかな?」
恋鈴ちゃんは若干俯きがちに尋ねる。
「すっげー似合ってる!で、どう?気に入ってくれた?」
「当たり前だよ!」
恋鈴ちゃんは興奮を抑えきれないといった様子で手を鳥のようにブンブンと振った。
その反動で、着物の袖がバサバサと揺れる。
「海斗、ありがとう!」
「どういたしまして☆」
「……今のでちょっと減点かも」.
「何で⁉︎」
女の子の基準が分からない。
「うん?」
恋鈴ちゃんが振り返ったところで、学生鞄の中を漁る。
そこから、透宅でラッピングを済まし、クローバー柄の包装紙を取り出す。
「恋鈴ちゃん、えっと、渡したい物があってだね?」
「えっ本当?海斗が?あの海斗が?」
「何その信じられないわ!って顔⁉︎」
全く、失礼しちゃうわねプンプンッ!
もう若干キャラ崩壊が進むレベルだよ⁉︎
まぁそれは置いといて。こういう時って、どんな事を言えば良いんだ?
やっぱ、ムードじゃないけど、決めセリフ的なのはあった方がいいのかな……?
よし。これで行こう。
俺は大袈裟にせきばらいをした。
「君の瞳に乾・杯☆」
「?」
「…………ごめん何でもない」
まずプレゼント渡すことにすら関係無かった。
あー、恥ずかしい。顔から火が出るどころかついでに涙も出て消火されるんじゃないかってくらい。
どういうことだ?自分でもよく分からない。
まぁ、シンプルイズベストとか言うし!
妥当に行こう。うん。
「こ、これっプレジェント…………」
「プレジェント?プレゼントじゃなくて?」
「プレゼントって言ったよ?言ったんだよ⁉︎」
「う、うん」
よぉし、恋鈴ちゃんも納得してくれた。
いやー、誤解されるところだったね!
俺が大事な場面で噛む奴なんだという誤解が生まれるところだったね!
「でも、ありがとう海斗!嬉しい!それで、開けてもいい?」
「どうじょ」
恋鈴ちゃんが何かを悟ったような目で俺を見てる。
そして、「何も私は聞いてないよ」というような穏やかな表情で包装紙からプレゼントを取り出す。
「……黄色の、リボン?」
「うん。鈴はまぁ、俺達の思い出の物だから。リボンをあげようと思った訳なんだよ」
「……ちょっと待って!今着けるから!」
「え、今?」
恋鈴ちゃんは俺に対して無言でコクコクと頷いて、黄色いリボンを元々着けていた赤いリボンと取り替える。
「えっと……どうかな?」
恋鈴ちゃんは若干俯きがちに尋ねる。
「すっげー似合ってる!で、どう?気に入ってくれた?」
「当たり前だよ!」
恋鈴ちゃんは興奮を抑えきれないといった様子で手を鳥のようにブンブンと振った。
その反動で、着物の袖がバサバサと揺れる。
「海斗、ありがとう!」
「どういたしまして☆」
「……今のでちょっと減点かも」.
「何で⁉︎」
女の子の基準が分からない。
