「えっと……まずはテストお疲れ様でした。そして辻見君……健闘を祈りますわ」
「…………」
高城先輩のぎこちない笑顔が心に刺さる。
気を使ってる‼︎絶対使ってる‼︎
「……では、本題に入りますわ」
いつもより少しだけ低い声を出す高城先輩。
俺達の中での空気が変わる。
一体何があったんだ。
「この度、オカルト同好会の合宿が決定いたしましたわ!!!!」
高らかな声をあげる高城先輩。
え、合宿?
「どのような活動をするんですか?場所はどこですか?勿論オカルト絡みですよね?」
透の目がガチだ。
どこで息継ぎをしたのだという位に言葉と言葉の隙間がなかった。
「場所は、錦山(にしきやま)にある施設ですわ。活動内容は……ええ、勿論オカルト絡みですわよ?」
あの質問は台風のようであったのに、それにそよ風みたいに冷静に答える高城先輩は、さすが会長といった感じだった。
「詳しいことは、合宿当日、施設の方で説明するから、楽しみにしててね〜」
今日も相変わらず男に見えないもか先輩。
マイナスイオンを振り撒いていらっしゃる。
「へぇ……楽しそうじゃない!」
目を少女漫画の主人公みたいに輝かせる鳴海と、それを眺めて微笑ましそうに見つめる高城先輩。
これだけで2人の差が大きすぎた。子供と大人…
「海斗アンタ今失礼なこと考えなかった?」
「別に何にも?」
「なら良いんだけどね?」
ふっ、大分俺もごまかしスキルというものが上がって来たようだな……。
「日程は8月9日から11日までの二泊三日ですわ!それまでに皆さん、しっかりと準備をするように、よろしくお願いいたしますわね!」
何か、結局一番はしゃいでるのこの人なんじゃないのだろうか。
「錦山となると、ご当地幽霊の加藤さんが居ますね……会えれば光栄なのですが……」
「ご当地幽霊って何⁉︎ご当地キャラクターと同じ扱いで良いのそれは⁉︎心霊スポットという言い方なら分かるけどもね⁉︎」
「いいえ、ご当地幽霊です‼︎心霊スポットなんて言い方は幽霊の方々への戦線布告ですよ⁉︎」
「何でそうなる⁉︎」
「スポットライトなんて浴びさせたら日光を浴びた吸血鬼のごとく灰となって消滅してしまうでしょう⁉︎」
「そ、そういうことか……すまない透、俺は幽霊の方々の気持ちも考えずに‼︎」
「分かってくれれば良いんですよ……」
こうして俺達は和解した。
青春って、こういうことか。
そう俺が余韻に浸かっているというのに、他の皆(特に鳴海)は俺達を「何やってんだお前等」という目で見ていた。
「こんな楽しそうなイベントあるなら、補習も乗り切ってやらぁ!!!!」
俺は、自分の目に炎が見えるのではないのだろうか、という位燃えていた。
「…………」
高城先輩のぎこちない笑顔が心に刺さる。
気を使ってる‼︎絶対使ってる‼︎
「……では、本題に入りますわ」
いつもより少しだけ低い声を出す高城先輩。
俺達の中での空気が変わる。
一体何があったんだ。
「この度、オカルト同好会の合宿が決定いたしましたわ!!!!」
高らかな声をあげる高城先輩。
え、合宿?
「どのような活動をするんですか?場所はどこですか?勿論オカルト絡みですよね?」
透の目がガチだ。
どこで息継ぎをしたのだという位に言葉と言葉の隙間がなかった。
「場所は、錦山(にしきやま)にある施設ですわ。活動内容は……ええ、勿論オカルト絡みですわよ?」
あの質問は台風のようであったのに、それにそよ風みたいに冷静に答える高城先輩は、さすが会長といった感じだった。
「詳しいことは、合宿当日、施設の方で説明するから、楽しみにしててね〜」
今日も相変わらず男に見えないもか先輩。
マイナスイオンを振り撒いていらっしゃる。
「へぇ……楽しそうじゃない!」
目を少女漫画の主人公みたいに輝かせる鳴海と、それを眺めて微笑ましそうに見つめる高城先輩。
これだけで2人の差が大きすぎた。子供と大人…
「海斗アンタ今失礼なこと考えなかった?」
「別に何にも?」
「なら良いんだけどね?」
ふっ、大分俺もごまかしスキルというものが上がって来たようだな……。
「日程は8月9日から11日までの二泊三日ですわ!それまでに皆さん、しっかりと準備をするように、よろしくお願いいたしますわね!」
何か、結局一番はしゃいでるのこの人なんじゃないのだろうか。
「錦山となると、ご当地幽霊の加藤さんが居ますね……会えれば光栄なのですが……」
「ご当地幽霊って何⁉︎ご当地キャラクターと同じ扱いで良いのそれは⁉︎心霊スポットという言い方なら分かるけどもね⁉︎」
「いいえ、ご当地幽霊です‼︎心霊スポットなんて言い方は幽霊の方々への戦線布告ですよ⁉︎」
「何でそうなる⁉︎」
「スポットライトなんて浴びさせたら日光を浴びた吸血鬼のごとく灰となって消滅してしまうでしょう⁉︎」
「そ、そういうことか……すまない透、俺は幽霊の方々の気持ちも考えずに‼︎」
「分かってくれれば良いんですよ……」
こうして俺達は和解した。
青春って、こういうことか。
そう俺が余韻に浸かっているというのに、他の皆(特に鳴海)は俺達を「何やってんだお前等」という目で見ていた。
「こんな楽しそうなイベントあるなら、補習も乗り切ってやらぁ!!!!」
俺は、自分の目に炎が見えるのではないのだろうか、という位燃えていた。
