−鳴海視点−
「いいですか?僕の集めた情報によれば加藤さんはマーマレードをこよなく愛していらしたそうなんです。なのでこちらのマーマレードを塗っt」
「その情報はガセらしいよ〜」
「ええっ⁉︎」
もか先輩の発言に対して、透は肩を落とした。
透の情報力も中々なものだが、やはり2年生はそれを上回るから凄い。
「透、マーマレードどこに持ってた……?」
「この懐にですね……」
「そのわりかしデカイ瓶をか……」
海斗、まだまだ甘いわね。
こんなことで驚くようならばこれから先の透の扱いは大変だ。こんなの日常茶飯事だし。
透の家にあった寝袋を持ち出し、貞子が出るまで井戸前で張込みをするなんて言い出した時には、さすがに呆れを通り越し無だった。
「マーマレード……」
「……どんまい!」
なんとか理解仕切った海斗は、透の肩をポンと叩いた。
「えっと、資料によると……」
もか先輩は手元にある複数のプリントをぺらぺらと捲る。
「加藤さんの出没時間は、幽霊にしては珍しく、まだ明るい夕方頃である…………帰ろっか!」
「え、明日の夕方まで張込みしないんですか⁉︎」
「しないよ⁉︎」
「……変わってないわね」
思い切り素で言ってしまっている透を見て、思わず笑みがこぼれた。
時刻は午後8時。施設から少し離れた大浴場だ。
ただ、あたしは未だかつてない敗北感を味わっていたのだ。
「……染路さん?」
「染路ちゃんどしたー?」
高城先輩と恋春ちゃん先生の胸元を見て、溜息が出た。
ここであたしの好きな言葉を紹介しよう。大器晩成。
大物は、時間をかけて成長するといった意味だ。
こんな四字熟語を、あたしが覚えているのも、この胸元に女性特有に実るやつに関係する。
「……大器晩成型なんで!」
「どうしました⁉︎」
高城先輩が羨ましい。美人で、成績も割と良くて、スタイルも良くて。
あたしって、何があるんだろ。
そう思考を巡らせてみても、何も浮かばない。
「……はぁ。お風呂上がりは牛乳3本飲みます」
「……は、はい(?)」
迷信だっていうけれども、物は試しだ。
〜おまけの男子軍〜
「……何も見えません!」
「湯気やっばい!ああああもか先輩が転けたああ」
「タイル痛いよおおお」
「いいですか?僕の集めた情報によれば加藤さんはマーマレードをこよなく愛していらしたそうなんです。なのでこちらのマーマレードを塗っt」
「その情報はガセらしいよ〜」
「ええっ⁉︎」
もか先輩の発言に対して、透は肩を落とした。
透の情報力も中々なものだが、やはり2年生はそれを上回るから凄い。
「透、マーマレードどこに持ってた……?」
「この懐にですね……」
「そのわりかしデカイ瓶をか……」
海斗、まだまだ甘いわね。
こんなことで驚くようならばこれから先の透の扱いは大変だ。こんなの日常茶飯事だし。
透の家にあった寝袋を持ち出し、貞子が出るまで井戸前で張込みをするなんて言い出した時には、さすがに呆れを通り越し無だった。
「マーマレード……」
「……どんまい!」
なんとか理解仕切った海斗は、透の肩をポンと叩いた。
「えっと、資料によると……」
もか先輩は手元にある複数のプリントをぺらぺらと捲る。
「加藤さんの出没時間は、幽霊にしては珍しく、まだ明るい夕方頃である…………帰ろっか!」
「え、明日の夕方まで張込みしないんですか⁉︎」
「しないよ⁉︎」
「……変わってないわね」
思い切り素で言ってしまっている透を見て、思わず笑みがこぼれた。
時刻は午後8時。施設から少し離れた大浴場だ。
ただ、あたしは未だかつてない敗北感を味わっていたのだ。
「……染路さん?」
「染路ちゃんどしたー?」
高城先輩と恋春ちゃん先生の胸元を見て、溜息が出た。
ここであたしの好きな言葉を紹介しよう。大器晩成。
大物は、時間をかけて成長するといった意味だ。
こんな四字熟語を、あたしが覚えているのも、この胸元に女性特有に実るやつに関係する。
「……大器晩成型なんで!」
「どうしました⁉︎」
高城先輩が羨ましい。美人で、成績も割と良くて、スタイルも良くて。
あたしって、何があるんだろ。
そう思考を巡らせてみても、何も浮かばない。
「……はぁ。お風呂上がりは牛乳3本飲みます」
「……は、はい(?)」
迷信だっていうけれども、物は試しだ。
〜おまけの男子軍〜
「……何も見えません!」
「湯気やっばい!ああああもか先輩が転けたああ」
「タイル痛いよおおお」
