「え〜、お前等。夏休みという名の学生天国は終わりだ。ここからテストやら体育祭やら面倒な行事学生詰め込まれているというブラック大国の仕組み」
まさに、天国と地獄。
今日から2学期。出校日くらいにしか会うことのなかったクラスメイトの皆様。
思い切り高校の夏を、形はどうであれど漫喫したのであろう。
個人差はあれども、1学期よりも皆、日焼けした気がする。
「公務員がブラック大国とか言っちゃダメでは」
「委員長……だってさぁ、ブラックじゃん?公務員つっても給料はとにかく少ないしぃ……」
「先生の財布事情を生徒に語らないでください!」
机を叩きながら立ち上がる委員長。
2学期始まって早々から、委員長は多忙なようだ。
だが、多忙になっている理由がうちの担任がアホ過ぎることが原因の1つということは問題だと思う。
「はぁ……」
「委員長お疲れ〜」
「つっじみくん⁉︎」
「何そのリズミカルな名前の呼び方……辻見君衝撃」
慌てた様子の委員長だったが、こほんと咳払いを一度し、平常へと戻した。
「……久しぶりね、辻見君」
「委員長と会うのは補習以来かぁ。確かに久しぶりだな」
「……ところで、辻見君。貴方だけ課題プリント集が見当たらないのだけど……?」
それぞれに丸のつけられた名簿を俺に見せつける委員長。
俺の名前の所には丸は見当たらない。うわー、なんでだろ。おっかしぃなぁ。
「家にはあるの?」
「勿論ある!バリバリ机にある!」
「真っ白ではないわよね?」
委員長怖い。目が笑ってない。
「…………………少しやったから真っ白ではn」
「明日終わらせて来て」
「えっ」
「明日終わらせて来て。完璧に」
「は、はい」
まだ9月上旬。気温で言えばまだまだ夏のように暑い。
なのに、何故だろうか。南極大陸に飛ばされたように寒いのは。
「透ぅぅぅぅヘルプミー!!!!」
「えっ、どうしたんですか海斗⁉︎というか一度離れてください!兄さんを思い出し震えが……」
「俊さん透にトラウマ植え付けすぎだろ……」
透から離れればとりあえずは落ち着いたようだ。
「ふぅ……で、どうしたんですか?」
「そう!なぁ、宿題パパッと終わらせる方法ってねぇの⁉︎」
首席だが日々勉強に手を抜かず、塾を2つ掛け持ちするが宿題毎日提出の透のことだ。
絶対何か早く終わらせる方法を知っているはずだ。
「プリント学習なら、元から覚えている部分なら書くだけなので早いですが……宅習ならスピード面では何も言えませんね」
ほら、立派に方法を教えてくれた。
でも、覚えている部分の差が膨大すぎる。
「そうか……ありがとな」
「はい。お役に立てたのなら光栄です!」
「うん、とても頼りになったわ……じゃあまたな」
恋鈴ちゃん応援の元、頑張るしかなさそうだ。
まさに、天国と地獄。
今日から2学期。出校日くらいにしか会うことのなかったクラスメイトの皆様。
思い切り高校の夏を、形はどうであれど漫喫したのであろう。
個人差はあれども、1学期よりも皆、日焼けした気がする。
「公務員がブラック大国とか言っちゃダメでは」
「委員長……だってさぁ、ブラックじゃん?公務員つっても給料はとにかく少ないしぃ……」
「先生の財布事情を生徒に語らないでください!」
机を叩きながら立ち上がる委員長。
2学期始まって早々から、委員長は多忙なようだ。
だが、多忙になっている理由がうちの担任がアホ過ぎることが原因の1つということは問題だと思う。
「はぁ……」
「委員長お疲れ〜」
「つっじみくん⁉︎」
「何そのリズミカルな名前の呼び方……辻見君衝撃」
慌てた様子の委員長だったが、こほんと咳払いを一度し、平常へと戻した。
「……久しぶりね、辻見君」
「委員長と会うのは補習以来かぁ。確かに久しぶりだな」
「……ところで、辻見君。貴方だけ課題プリント集が見当たらないのだけど……?」
それぞれに丸のつけられた名簿を俺に見せつける委員長。
俺の名前の所には丸は見当たらない。うわー、なんでだろ。おっかしぃなぁ。
「家にはあるの?」
「勿論ある!バリバリ机にある!」
「真っ白ではないわよね?」
委員長怖い。目が笑ってない。
「…………………少しやったから真っ白ではn」
「明日終わらせて来て」
「えっ」
「明日終わらせて来て。完璧に」
「は、はい」
まだ9月上旬。気温で言えばまだまだ夏のように暑い。
なのに、何故だろうか。南極大陸に飛ばされたように寒いのは。
「透ぅぅぅぅヘルプミー!!!!」
「えっ、どうしたんですか海斗⁉︎というか一度離れてください!兄さんを思い出し震えが……」
「俊さん透にトラウマ植え付けすぎだろ……」
透から離れればとりあえずは落ち着いたようだ。
「ふぅ……で、どうしたんですか?」
「そう!なぁ、宿題パパッと終わらせる方法ってねぇの⁉︎」
首席だが日々勉強に手を抜かず、塾を2つ掛け持ちするが宿題毎日提出の透のことだ。
絶対何か早く終わらせる方法を知っているはずだ。
「プリント学習なら、元から覚えている部分なら書くだけなので早いですが……宅習ならスピード面では何も言えませんね」
ほら、立派に方法を教えてくれた。
でも、覚えている部分の差が膨大すぎる。
「そうか……ありがとな」
「はい。お役に立てたのなら光栄です!」
「うん、とても頼りになったわ……じゃあまたな」
恋鈴ちゃん応援の元、頑張るしかなさそうだ。
