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新・鈴恋!
- 事件 -

昨日のあの一件で、腰の辺りにあざができてしまった。
まぁ、あざ何てどうってことないんだけど。
別に、幼馴染だから一緒に登校する訳でもない。
…………あたしが寝坊民だってこともあるんだろうけど。
そんなことを考えながら、クラスへと向かう階段を登る。
若干建てつけの悪いドアをあたしは開いたんだ。


「おはようございまーす……ッ」
踏み入れた右足が、思わず元の場所に引き下がる。
黒板に、無駄にカラフルに描かれているのは相合傘と、それに対する苦情だと思う。
だと思う、というのは、4分の3は荒々しく消された後があって、明確ではないからだ。

ドアで立ち尽くすあたしを見て、女子はクスクスと笑っていた。
何だ、皆昨日の女子と変わらないんじゃん。


「あ……鳴海、おはようございます」


下から声がしたので見れば、ドアの横で壁にもたれかかり座る透が。
いつものように微笑んではいるが、頬には線を引かれたくらいではあるが、切れた後があり、血がつーっと垂れていた。
そして、眼鏡は少し欠けていた。
「何よ、その怪我」
「えっえーと……転びましt」
「そんな訳ないでしょうが‼︎保健室行くわよ‼︎」
ガシッと透の手を掴み、教室を抜け出した。
「ちょっと鳴海ちゃん、竹倉君どこ連れてくのよ!」
「保健室だって〜アッついねぇ」
クラスメイトの冷やかし何て無視だ。
あたしと透は、保健室へと向かった。

過去編、次で最後、だったらいいな。(最後とは言ってないからね!)
あ、「新・鈴恋!」はこれから月、水、金曜更新となります!
そして短編の方は毎週日曜!息抜きに宜しければ!
<2016/06/19 08:40 錯乱咲良>消しゴム
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