私はその夜、浅い眠りについていたらしくて。
夢を見たんだ。
「今日も学校きたのぉ?
あー、懲りてないなぁ~…」
厳つい顔でこっちみないで。
「一ノ瀬さ~ん、机に飾り付けてあげといたよぉ~」
落書きの何処が飾りなの。
そんな中の、私の1つだけの希望。
「一ノ瀬、教科書破かれちゃったんでしょ。
俺の貸したげる。みんなには内緒ね?」
なんでそんなに、月川君は私に優しくするの…?
「あ~、俺教科書忘れたわ~」
作り笑顔でそう言って。
「ええ~、あの月川君が?」
「私の貸してあげるっ。」
彼の一言でクラスがざわめく。
…こんなの、可笑しい。
月川君までが…こんな…
『あ~ほら、やっぱり月川君の事好きなんでしょ~!』
…。
このぱんだ、夢にまで出てきやがった。
周りには気づいてないっぽいけど。これは良かった。
そんなんじゃ、無いし…。
『月川君は私につりあわ無いぱんし~』
そう、月川君と私なんかが付き合ったら月川君まで虐められたりするかもだし…。
『私の虐待も加速するかも知れないぱんし~』
『でもぉ、月川君の事が~…』
…すき、
なんだ。
『よしよし!じゃあ、そのどうしようもない気持ち、
壊しちゃいましょうぱん!』
「…え。」
少し内側に巻いたような癖の黒髪セミロング。
横毛を残したぱっつんの前髪。
ぷっくりした涙袋に二重、スラッとした鼻、薄い唇。まさに世に言う「美少女」。
虐められる時の難癖に付けられる事が理由で、こんな物は要らない。
私の「自慢所」であり「嫌な所」が、この
魔法少女になる理由の1つとなってしまった____
『魔法少女になれる人の秘訣、そのいちっ。
美少女であるーっ!』
私の手に気づけば握り閉められていたのは、ピンクの拳銃。
夢を見たんだ。
「今日も学校きたのぉ?
あー、懲りてないなぁ~…」
厳つい顔でこっちみないで。
「一ノ瀬さ~ん、机に飾り付けてあげといたよぉ~」
落書きの何処が飾りなの。
そんな中の、私の1つだけの希望。
「一ノ瀬、教科書破かれちゃったんでしょ。
俺の貸したげる。みんなには内緒ね?」
なんでそんなに、月川君は私に優しくするの…?
「あ~、俺教科書忘れたわ~」
作り笑顔でそう言って。
「ええ~、あの月川君が?」
「私の貸してあげるっ。」
彼の一言でクラスがざわめく。
…こんなの、可笑しい。
月川君までが…こんな…
『あ~ほら、やっぱり月川君の事好きなんでしょ~!』
…。
このぱんだ、夢にまで出てきやがった。
周りには気づいてないっぽいけど。これは良かった。
そんなんじゃ、無いし…。
『月川君は私につりあわ無いぱんし~』
そう、月川君と私なんかが付き合ったら月川君まで虐められたりするかもだし…。
『私の虐待も加速するかも知れないぱんし~』
『でもぉ、月川君の事が~…』
…すき、
なんだ。
『よしよし!じゃあ、そのどうしようもない気持ち、
壊しちゃいましょうぱん!』
「…え。」
少し内側に巻いたような癖の黒髪セミロング。
横毛を残したぱっつんの前髪。
ぷっくりした涙袋に二重、スラッとした鼻、薄い唇。まさに世に言う「美少女」。
虐められる時の難癖に付けられる事が理由で、こんな物は要らない。
私の「自慢所」であり「嫌な所」が、この
魔法少女になる理由の1つとなってしまった____
『魔法少女になれる人の秘訣、そのいちっ。
美少女であるーっ!』
私の手に気づけば握り閉められていたのは、ピンクの拳銃。
