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夏空哨戒班
- 序幕/晴天 -

君はいつでも俺に、話を聞かせろと、しつこく迫る。



「俺はこの国の奴隷だ。お前に聞かせていいような話なんてできねえよ」

「いいよ、それでも。何でもいいんだ」

君は夏空を指差す。

「私ね、この夏空が好き。星が綺麗でしょ?」

「あぁ………そうだな」

「この空を守ってくれてるのは、君なんだよ?」

「…………そうか」








「聞かせてよ。君の話」




微笑んで、此方を向いた君はきっと、本当の事を知らないだろう?






















俺は一ヶ月後、死ぬんだよ。

<2016/12/03 11:55 霜月鈴妖>消しゴム
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