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ソライロ
- キミノイロ -

「キミ、行くところがないの? ボクの元へおいでよ。」

『…え?』

俺は一瞬戸惑い、目の前の少年を怪しんだ。
自分の敵ではないことは確かだが、。

「だーかーら!ボクの世界に招待してあげるっつーの!」

だが何を言っているのかが理解不能だった。
"ボクの世界"?
厨二病的な何かか、。

『あのさ…。俺に話しかけない方がいいよ。君まで悪く思われちゃうから。』

男の子は悲しそうな顔をしていた。
強い口調で言ったから当然だろう。

俺は河川敷の土手から立ち上がり、立ち去ろうとした。

「ま、待ってよ!ゆーじくんは悔しくないの?」

ゆーじ…!?
間違えなく俺の名だ。
いつこの少年に名乗っただろうか。

『なんで、俺の名前…。君は何者なんだ?』

相手の問いに答えず、もっと不審に思った。
子供相手に悪いが気味が悪い。

「ボクはソラ!異世界の案内人さ!!ようこそ、ボクらの世界へ!!」

『ちょ、ちょっとま…』

ソラと名乗る少年の後ろから大きな光が射した。
炎のような激しく眩しい光が。
俺は思わず目を瞑った。

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過去が蘇る。

『な、何だよ…。』

「くっせーんだよお前。もっとくさくしてやろーぜ!」

「「「おー!」」」

バシャッ!
俺は水浸しになった。
雑巾の匂いが体を包む。

『厚井くん…。るこちゃん…。みんな…全員死ねばいいんだ!』

ドンッ!
俺は机を蹴った。

「きゃー!ばいきんが怒ったぁ!逃げろ〜。」

「「きゃああ!」」

「汚ったな。ははは!じゃあな!」

悔しかった。
こんな格好になって、
あいつらもこの気持ちを思い知って欲しかった。

死にたい、と本気で思った。
見て見ぬふりをしていた奴らがウザかった。
自分だけ逃げた奴らが憎かった。

『ああああああああ…!!』

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「ゆーじくん!ゆーじくん!起きて!」

『ガハァッ…はぁ、はぁ…。悪い夢を見た…。ここは?』

だんだんと視界が広がっていき、
ソラの顔がくっきり見えた。
周りを見渡して俺は目を丸くした。

メルヘンな世界だったのだ。
その一角にあるベンチで俺は寝かされていた。

「ふっふーん♪驚いた? ここがじゃぱにーず・異世界!最高の場所さ!!」

思わず唖然としていた。
本当にあのクソみたいな世界から抜けだした、のか、。

俺は空を見上げた。
美しい空色だった。










二話!ということでとうとう雄二が異世界へ⊂('ω'⊂ )))Σ≡GO!!
ソラは設定上ではショタですが、立派な案内人です♡
((主がショタ好きなだけ←
<2016/10/23 16:44 ロイ>消しゴム
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