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偽りの友情
- #5 -

あの後、私はお父さんの仕事の
都合でもう一度転校した。



凄い好都合だった。


もう、みれいちゃんや、きらちゃん
の顔なんて見たくもなかったから。



それに、次の学校で友達を作らなければ
いい話だ。

案外簡単だった。



桜丘中学校。



そこは変わった中学校で、
男子と女子は教室が別にわかれていて
生活を共にするのは基本女子だった。




私には関係なかった。

誰とも関わるつもりなんて
尚更無かったから。



教室に入り、みんなへの
自己紹介をすませた後、
サッと席に座る。


隣の女の子はとても可愛い子で、
「よろしくね!」なんて言ってくるほど
人懐っこくて明るい女の子だった。




私はスルーするのは悪いと
思い、「よろしく。」と
ぼそっと呟いた。



「ねぇ!私、美穂って言うんだけど…
これからもどうぞよろしくね!」


明るい笑顔で私に軽い自己紹介を
してくれた。



昔の私だったら笑顔で「よろしくねっ。」
なんて返していただろう。


でもみれいちゃんも同じように
私に近づいてきた。


きっとこの子も同じなんだ。



私はあえて何も言わなかった。
聞こえないフリをした。





女の子は
「…?」
不思議な顔をしていた。

お久しぶりです!


短いですがお楽しみ頂けたでしょうか?


次回もお願いします!
<2016/12/09 23:54 *夜桜*>消しゴム
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