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月と魔月の恋物語


(はあ……。この移動方法もう、慣れてきたよ……)

凛「それで、お城に行って、何するんですか?」

ティア「城で事情を説明するんだ。お前を国王に紹介する必要があるからな。」

(国王………!?どうしよう……。怖い人だったら……。)

ティア「おい……。おい!着いたぞ。」

国王様がどんな人か想像していたら、ボーッとしていたようだ。
ティアに呼ばれている事に気が付かなかった。

凛「あ、ごめんなさい!」

ティア「今から、国王のところに行く。くれぐれも失礼のないようにな。」

凛「は、はい!」

ティア「ふっ。そこまで気張る必要はない。国王はそこまで、怖くないぞ。」

(わ、笑ったー。今まで、ずっと真顔だったから……。笑うとこんな顔するんだ…。)

ティア「どうした。ずっと俺の顔を見ているようだが……」

凛「い、いや。なんでもないです!ティアさんの顔に何か付いてるとか、そういうのじゃなくて…」

ティア「名前……。」

凛「……え?」

ティア「ティアでいい。それと、敬語もいらない。」

凛「わ、分かりまし……分かった!」

再びティアはフッと笑った。それを見て、凛はなぜか顔が赤くなったのだった。

見てくれてありがとうございます!
<2016/10/31 09:09 サラン>消しゴム
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