いつもよりさみしく。泣きながら帰った。喧嘩したことじゃない。ずっと利太と一緒にいたのに好きな人がいることを初めて知ったから…
たった一つの恋。片思いだって。もう嫌だよ。心の中で呟いた…
ただいまも言わず部屋に入ると利太の姿が…
泣きそうになりながら。
「不法侵入」
そう言うしかなかった。
「鍵あいてたから。あぶねーよ?」
だって。利太に入ってほしかったからなんで言えない。
「2階だし…」
これ以上言葉が出ない。
「あのさ… 朝は、ごめん。。」
なんで謝るの。泣きそうになるから…
「 取られたくなかったの。ずっと前から好きだったからっ」
あぁ、言ってしまった。
「えっ…」
「返事は、分かってる。好きな人がいるんだよね」
聞いてしまったから。
「俺はっ…」
「ごめん。1人になりたい。出てって。」
慰めて欲しい…
「わかった....」
出てった後、ベットに潜り込みたくさん泣いた。カーテンが空いていた。
向かいの部屋から利太が見ていた…それには、気づかず。失恋したと思っていた。
