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人魚に変身した少女 番外編
- 人魚の悲しみ -

「今だけだからな!」
「わかってるわよ、秘密!」
私と彼は抱き合った。みんなに秘密でね。

そう、私は人魚で、本当は人間なのだけど何故か人魚になってしまった。おかげで彼と恋をするのも一苦労。何でこうなったのかな………!

そんなことを考えているうちに彼がバイバイと言ってどこかにいってしまった。私は人魚だから追いかけることができない。尾ひれで動こうと思えば動けるけど……。でも彼は待っててはくれない。先にいってしまうの。それが私と彼の行き違い。そこをなんとかしたいのだけれど……。私は人魚だから。人間ではないのだから。
次の日、彼はうつむいて私に言った。
「別れて欲しい。」
と。私はそんな感じがしていたのに悲しくなった。独りになったみたい。彼がいるのに。
「何でそう思ったの?」
私は聞いてしまった。聞かなければ良かったものを。すると彼が、
「やっぱり人魚と付き合うのは無理なんだよ。俺は人間、君は人魚。どう考えても行き違う。考えが、行動が、住みかが。全て違う!やっぱり俺も人間と恋がしたいんだよ。人魚という種族より。人間との方が愛し合える!だから…。君が嫌いと言っている訳ではないんだ。ごめんよ。」
私は言葉を失った。フルフルと首を振った。しかし彼には届かない。それはそうだ。あっちから振ったんだモン、私になんかに拒否権なんてないわ。そう思った。

そして彼は、うつむきながらじゃあね、といった。苦しそうに顔を歪ませながら。私はひどく悲しんだ。哀れんだ。泣いた、笑った歪ませた。そして最後に手を振った。もう一生来ないでね。そう心に言って。

なんかこの作品、人魚になった少女に合わないものになってしまいました。ごめんなさい!今度から気を付けます!

次の次回予告。………、私と人魚の友情、(仮)お楽しみに!
<2016/11/13 15:55 ミナミナ>消しゴム
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