おためし小説投稿

登録一切不要で小説投稿!
文字サイズ変更 
人魚に変身した少女 番外編
- 人魚の変身道具 -

「これ買っちゃオー!人魚になれる洋服!ウフフ!」
高校三年生の高野水乃は勢いで人魚になれる洋服を買ってしまった。これが彼女の運命を大きく変えることになる。

「お届け物でーす!」
そう、人魚になれる洋服を持った宅配業者が来たのだった。
「うふっ!やっと来たのね……!待ちどおしかったわ。」
そう言って水乃は宅配業者から荷物を受け取った。
「早速着てみようかな?」
そうして水乃は着替え始めた。説明書がついていたのだが、それを無視して。


数分後、水乃は着替え終えた。
「わぁ!いいわね……!気持ちがいいわ…!」
水乃は鏡の前でターンした。スカートがヒラヒラと揺れる。とても美しかった。
「えっとぉ、人魚になるにはどうすればいいのかしら。」
そこで水乃は説明書を探した。するとカサッと音がしたのでこれだと思った。
ヒラッ、と開いてみると、こんなことがかかれていた。

1、まず洋服に着替えます。
2、水を浴びます。
3、上を脱ぎます。(全部ではありません)
4、足が尾ひれになったら終了です。

「なんだ、簡単そうね。」
水乃はそう言って水を浴びに行きました。
サラサラ、この洋服に着替えると、水がこんなにも気持ちいいんだね。と水乃は思った。
次に、上を脱ぎました。すると、何だか足がムズムズしてきたのです。
「アアン!何だかムズムズするわ!」
水乃はそれを我慢しながら待ち続けた。

数分後、足に尾ひれがはえてきた。
「わぁ!美しいわ…!やっと人魚になれるのね!うふ、ウフフフフフ!」
そしてすぐ、足がくっつきはじめて尾ひれになった。しかし、喉が、体が一斉に乾きだした。
「ウワー!かっ体が乾くぅ!」
水乃はためてあったお風呂に入り、説明書も同時に読んだ。それを見て水乃は、
「嘘ぉ!あたしがやった方法だと、もう人間に戻れないの!無理よそんな…!直ぐに人間に戻るはずなのに!」
そして水乃は絶望した。自分を、洋服を恨みながら。


一年後、水乃は海に住んでいた。自分の姿を両親に見られたのち、海に届けてくれたのだった。
「今ごろみんな、どうしてるかしら…。ハァ、なぜあたしはばかげたことをやったのかしら…。でももう無理よ、これは運命なのだからね…。」
そう言って水乃は海に帰っていった。

おはようございます!作者です!これは、道具で水乃さんが人魚になってしまいましたね。これを書いているとき、けっこうこの作品に関連するものが多いかな?と思いました。なので、これらに関する感想、ご希望ナドナドぜひ感想コーナーにお書きください!
あと、次回予告とは、ゼンゼン違うものを書いてしまってすみません!今度から気を付けます!誠に申し訳ございません!

次回予告、題名、「人魚の池」(仮)
よろしくお願いいたします!
<2016/11/14 08:29 ミナミナ>消しゴム
Copyright(C) おためし小説投稿 Since2013 All Rights Reserved.