恋愛戦争 Love war
- 恋愛戦争、開始。 -
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「ねー、春ってぇ、好きな人とかぁ、いるのぉ?」
隣で私の友達、優杏(ゆあん)が言ってきた。
こんなの聞かれるの初めてだ。
「あたし?いや、いない、いない。私男子好きじゃないし。」
私はそう適当に答えたけど、本当は違う。
本当は、いる。
隣のクラスの安桜八雲(あさくらやくも)君だ。
彼は学年で一番人気者で、すごいイケメン。
しかも成績優秀スポーツ万能!
まさに漫画に出てくるような男の子だ。
でも,あんな人を好きになっても、結ばれないのはわかってる。
手の届かないところにいる八雲君は、きっと違う人を好きになるんだ。
「そうなんだぁ。よかったぁ。」
優杏が、いやらしい笑みで私を見る。
「実はねぇ、優杏さぁ、八雲君の事好きなんだよねぇ。」
え・・・。
優杏が、トップで結んでいるツインテールを揺らしながらさらに顔を近づけて私にささやいた。
「だからぁ、うまくいくよーにぃ、手伝ってよぉ。」
「・・・・は?」
優杏の声が、頭の中で響く。
優杏が、八雲君のことが好きだから手伝う?だから私はあきらめないといけないの?
かなわない恋だっていい。でも、あきらめたくない。
こんなの・・・、いやだ。
「だからぁ、「あのさ」
「ごめん。それはできない。」
「・・・は?なんで?だって、友達でしょ?」
うう、いうしかない。
「あたしさ、黙ってたんだけど、あたしも八雲君の事好きなの。だから、手伝うってのは、無理。」
私は吐き捨てるように言った。
優杏は、しばらく黙っていたが急に笑い出した。
クスクスクス・・・。
クスクスクス。
ふふふふ
ふわぁっはふあっは!
ハッハハッハッハハハハハハッハ!
「それww、本気?wwwwwそれwww叶うとでも思ってんの?wwwwwwwww」
え?
普通、こういう時って、「これからはライバルだね」なんて言うもんじゃないの?
「春みたいな特に可愛くない顔がwww、私みたいな可愛い顔に勝てるとでも思ってた?wwwww」
え?何この態度
急に変わったんだけど。
「あたしたちwwwwww友達でいられないねwwwwwwwwどっちが落とすか、勝負ね。」
優杏は真顔になり、睨めつけるようにこちらを見て、去っていった。
それから、優杏と話すことはなくなった。会うこともなくなった。
最後に言った言葉。「どっちが落とすか、勝負ね。」
私はその言葉が頭の中でぐるぐる回っていた。
勝負。ついに、近づかないといけない。
私はガラガラと引き戸を開けて教室から出て、B組へ行った。
八雲君は、女子たちにかこまれていた。
その中に、優杏もいる。
私は勇気を出して教室の中へ足を踏み入れた。
そして、あの集団へと。
私は女子たちの中へ入っていった。
「八雲君のぉ、好きな女子のタイプってぇ、何なのぉ?」
誰かが言った。
「俺?うーん、優しくて、家庭的な女の子かな。」
そういった後、みんなはざわざわし始めた。
「それぇ、私のことだぁ(笑)」
そんな声もどこかから聞こえる。
そんな声にも、八雲君はニコッとわらって答える。
私は、何か、質問しようと思った。
それで,ちょっとでも近づけたらいいなと思って。
「あ、あの!」
私は力を入れ過ぎて、すごい大きい声を出してしまった。
みんなの視線が私に集まる。
私は恥ずかしすぎて、顔が真っ赤になる。
「や、やっぱりいいです!」
私はそう言ってその場から逃げた。
後では女子軍団がニタニタ笑ってる。
嫌だ、もうハズイよ!
すると誰かに手をつかまれた。
「あの…。」
恥ずかしくて後ろを向けないでいると、その人は私の前に来て私の顔を見た。
「君って、何組の何さん?」
声の主は、八雲君だった。
「えっと、A組の、十六夜春です・・・。」
私は顔を赤らめていった。
「へぇ、十六夜さんか。また一緒に話そうよ。」
「え?」
私は八雲君を見た。
「ね?いいでしょ。LINEID交換しよ。」
そういって八雲君は、スマホを取り出した。
私もスマホを取り出した。
そして、登録完了。
私は心の中でガッツポーズをした。
勇気を出して偉いぞ!春!
「じゃあ、ね。」
私は小さく手を振って教室を出た。
その日の青空は、とても澄み切っていた。
隣で私の友達、優杏(ゆあん)が言ってきた。
こんなの聞かれるの初めてだ。
「あたし?いや、いない、いない。私男子好きじゃないし。」
私はそう適当に答えたけど、本当は違う。
本当は、いる。
隣のクラスの安桜八雲(あさくらやくも)君だ。
彼は学年で一番人気者で、すごいイケメン。
しかも成績優秀スポーツ万能!
まさに漫画に出てくるような男の子だ。
でも,あんな人を好きになっても、結ばれないのはわかってる。
手の届かないところにいる八雲君は、きっと違う人を好きになるんだ。
「そうなんだぁ。よかったぁ。」
優杏が、いやらしい笑みで私を見る。
「実はねぇ、優杏さぁ、八雲君の事好きなんだよねぇ。」
え・・・。
優杏が、トップで結んでいるツインテールを揺らしながらさらに顔を近づけて私にささやいた。
「だからぁ、うまくいくよーにぃ、手伝ってよぉ。」
「・・・・は?」
優杏の声が、頭の中で響く。
優杏が、八雲君のことが好きだから手伝う?だから私はあきらめないといけないの?
かなわない恋だっていい。でも、あきらめたくない。
こんなの・・・、いやだ。
「だからぁ、「あのさ」
「ごめん。それはできない。」
「・・・は?なんで?だって、友達でしょ?」
うう、いうしかない。
「あたしさ、黙ってたんだけど、あたしも八雲君の事好きなの。だから、手伝うってのは、無理。」
私は吐き捨てるように言った。
優杏は、しばらく黙っていたが急に笑い出した。
クスクスクス・・・。
クスクスクス。
ふふふふ
ふわぁっはふあっは!
ハッハハッハッハハハハハハッハ!
「それww、本気?wwwwwそれwww叶うとでも思ってんの?wwwwwwwww」
え?
普通、こういう時って、「これからはライバルだね」なんて言うもんじゃないの?
「春みたいな特に可愛くない顔がwww、私みたいな可愛い顔に勝てるとでも思ってた?wwwww」
え?何この態度
急に変わったんだけど。
「あたしたちwwwwww友達でいられないねwwwwwwwwどっちが落とすか、勝負ね。」
優杏は真顔になり、睨めつけるようにこちらを見て、去っていった。
それから、優杏と話すことはなくなった。会うこともなくなった。
最後に言った言葉。「どっちが落とすか、勝負ね。」
私はその言葉が頭の中でぐるぐる回っていた。
勝負。ついに、近づかないといけない。
私はガラガラと引き戸を開けて教室から出て、B組へ行った。
八雲君は、女子たちにかこまれていた。
その中に、優杏もいる。
私は勇気を出して教室の中へ足を踏み入れた。
そして、あの集団へと。
私は女子たちの中へ入っていった。
「八雲君のぉ、好きな女子のタイプってぇ、何なのぉ?」
誰かが言った。
「俺?うーん、優しくて、家庭的な女の子かな。」
そういった後、みんなはざわざわし始めた。
「それぇ、私のことだぁ(笑)」
そんな声もどこかから聞こえる。
そんな声にも、八雲君はニコッとわらって答える。
私は、何か、質問しようと思った。
それで,ちょっとでも近づけたらいいなと思って。
「あ、あの!」
私は力を入れ過ぎて、すごい大きい声を出してしまった。
みんなの視線が私に集まる。
私は恥ずかしすぎて、顔が真っ赤になる。
「や、やっぱりいいです!」
私はそう言ってその場から逃げた。
後では女子軍団がニタニタ笑ってる。
嫌だ、もうハズイよ!
すると誰かに手をつかまれた。
「あの…。」
恥ずかしくて後ろを向けないでいると、その人は私の前に来て私の顔を見た。
「君って、何組の何さん?」
声の主は、八雲君だった。
「えっと、A組の、十六夜春です・・・。」
私は顔を赤らめていった。
「へぇ、十六夜さんか。また一緒に話そうよ。」
「え?」
私は八雲君を見た。
「ね?いいでしょ。LINEID交換しよ。」
そういって八雲君は、スマホを取り出した。
私もスマホを取り出した。
そして、登録完了。
私は心の中でガッツポーズをした。
勇気を出して偉いぞ!春!
「じゃあ、ね。」
私は小さく手を振って教室を出た。
その日の青空は、とても澄み切っていた。
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