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くちどけ。


 それから、スマホのアドレス帳から





奏人の連絡先を消した





 心にぽっかり穴が空いたみたいで





 ぎゅううっと痛い



その夜“あの場所”にいった











 泣いた 泣いた 


目がパンパンに赤くなるまで泣いた






ペタッペタツ




 サンダルの音




すると“誰かが”肩に手を置いた


「?」




「どしたの?」



「………」




また涙が溢れ出した





「なっ永田ぐっうん」





私の顔をまじまじと見つめる




「??」


「ダメな彼氏だね、女の子泣かせるなんて」

親指で涙を優しく拭われた



私は赤くなって下を向く



「かわいいなぁ本当にかわいいよ」


「あっ、そっ、そんなこと、ないですから」



「そう?」


その瞬間、目の前の視界が永田くんしか
みえなくなって


くちびるに暖かいものが





 触れた



 「なっ、、、、永田く…」
んんんん!

また 触れる





 恥ずかしくなって目をつぶると



「ねえ、俺だけみてよ」





「うん」

…暖かい



 

 その時“キス”だとわかった








最終回です!
<2016/12/07 22:32 嶋咲妃月>消しゴム
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