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寒がりの、治療法。
- 十四歩目。 -

優人サイド

 あの昼休みから丸一日。
 隣の席は、朝から依然として空だ。

 優人(検査とか言ってたよね…)

 健康そうに見えたけど、なにかあるんだろうか?

 昼休みで、ざわざわと落ち着きがない教室。
 その中で、一つの会話を耳が拾った。

───ねえ、聞いた?久代さんってさあ…

───聞いた聞いた!不良だったって?


 ぴし、と時間が止まった様だった。

 優人(あの会話の内容は、俺達しか知らないはず…!)

 じゃあなんで女子があの話を知ってる?
 もしかして、真樹が──?

 優人「違う…」

 真樹はそんな噂話を流すような奴じゃない。

 考えを消すように頭を振って、二人がいるであろう屋上に上った。

<2016/07/20 22:03 蜜柑>消しゴム
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