おためし小説投稿

登録一切不要で小説投稿!
文字サイズ変更 
♰Tears of god♰
- 1話 -

 3034年、俺の世界は広がった。物理的に、文字通り。
 世界が広がれば、常識が変わる。文化も変わる。言語も変われば共通語も変わった。自然に咲く草木や花も変わったし、自身が食べる物も変わった。
 例えば、今俺がいる部屋の外にある、木。あれは、「ミカラの木」といって、アルフ界で、家を作るときに必ず植えられる木だ。紫の葉っぱが特徴の大きな木だ。「ミカラの木」は、縁起がいいとされ、植えれば千年は事故災害に逢わないという。実際、この木が植えられてから、俺の父は交通事故を起こさなくなった(それまでは2か月に1回は車を修理に出していた。何があったかは察してほしい。)。
 今、俺の目の前にあるこの赤い実も異世界産で、名前は「コロロ」と言う。何だかサクランボみたいな味がして、一つ食べれば昼まで何も食べなくても大丈夫。それほど栄養価も高いし、なにより、満腹感が得られるからだ。
 こうして今俺が当たり前みたいに居座っているこの家も実は異世界産で、ここはビーレ界の職人さんが一から作り上げた、立派な家だ。ビーレ界は地球界とは仲が良い。だから、頼めばこんな立派な家も作ってくれる。けれど、どこもかしこもそうとは限らない。馬が合わない世界もある。
 そのなかでも一番代表的なのは地球界とアルフ界だ。
 これを聞いて、おや?と思った人がいるだろう。庭にアルフ界原産のミカラの木があるじゃない、と。そして、それこそが実は、地球界とアルフ界の中の悪さの原因だったりする。
 簡単に言えば、それは、地球界がアルフ界から、無断拝借したものなのだ。
 勿論、ちゃんとした手続きで買った人たちもいるだろうが、そのほとんどがお金持ちだ。つまり、俺の家みたいな普通のサラリーマン家庭では、購入できない。
 それでも、ミカラの木が欲しい。そんな人たちを狙って出てきたのが、「アリアン団」だった。

 初めまして、ストラです。
 今回、初めて、作品を書かしていただきました。まだまだ初心者ですから、わかりにくいところや、おかしなところ、読みにくいところもあるかとは思いますが、どうか最後までお付き合い頂けたら光栄です(その前に私が折れるかもしれませんが。)。
 ※著者はスランプに落ちやすい人間なので、よく更新が止まります。
<2016/11/02 23:26 ストラ>消しゴム
Copyright(C) おためし小説投稿 Since2013 All Rights Reserved.