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今、キミに伝えたい想い



「うん、わかったよ。」
ディアンヌはゆっくりとアイリスの方へと歩み寄る。

「キミが出したヒント、リナリアって言うのは、花言葉のことを言ってたんでしょう?」

「花言葉…?」

キングは聞いたことないその単語を復唱した。

「それぞれのお花には、それぞれ違った意味が込められているんだって。それを、花言葉っていうんだって。」
とディアンヌは説明してあげた。

「そうなんだ。それで?リナリアの花言葉は、なんなの?」


ディアンヌはキングをしっかり見つめながら言った。
「リナリアの花言葉はね…“この恋に気づいて”っていう意味なんだって。」
「……。」
一度、静かな沈黙が流れた。
最初に口を開いたのは、キングだった。
「そうなんだ。でも、それの何がヒントだって言うんだい?」

キングは不思議そうにそう聞いた。


「あなたは…本当に、鈍感な方ですね。」
アイリスは少し悲しそうにそう呟いた。

ディアンヌは今度はアイリスの方をむき、優しくこう言った。

「このヒントは、キミからキングへの、メッセージなんだよね?」

「えっ⁉︎」
驚くキング。
こくんと頷くアイリス。
「だから、おそらく…」

ディアンヌはいいながらキングの上着のポケットや服を触り始めた。
「ディアンヌ…?」
そして、キングの上着のフードの中に手をいれると、何か冷たい感触がした。
それを取り出すと、ディアンヌはそれをキングに見せた。
「…!!まさか、そんなところにあったなんて。」

ディアンヌはネックレスを大事そうにきゅっと握った。

続きます。
<2016/11/12 01:22 ついんくる>消しゴム
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