ひと段落して、ディアンヌはエリザベスの部屋へ向かった。
ドアをノックすると中から返事が聞こえたのでドアを開けた。
エリザベスは鏡の前で髪をとかしていた。
「ディアンヌ!きてくれたのね。」
「エリザベスが相談なんて珍しいね。どうかしたの?」
ディアンヌは近くのベッドに腰掛けた。
エリザベスはそのままくるっと体の向きを変えた。
視線は自分の膝の上に落としたまま、ゆっくりと口をひいた。
「…あのね、メリオダス様には、まだ言ってないのだけど…。」
「…できちゃったの。」
「…へ?何が?」
肝心なところが抜けててわからないディアンヌは拍子抜けしたような声をだした。
「赤ちゃん」
「………。」
「えええぇー⁉︎⁉︎」
一瞬フリーズしたが、その後ディアンヌは驚きの声をあげ、ベッドから立ち上がった。
「えっ、ほんとに⁉︎団長との…」
「ディ、ディアンヌ!しーっ!」
「あっ、ご、ごめん。ボクってば、つい…。」
慌てて口をおさえるディアンヌ。
小声で改めて話す。
「よかったじゃない!おめでとう、エリザベス!」
ディアンヌはとても嬉しそうにエリザベスの肩に手をおいた。
「ありがとう、ディアンヌ。今日、メリオダス様にもお話ししようと思う。
でも、私、一番にディアンヌに伝えたくて。」
ふふ、と笑って嬉しそうに報告するエリザベス。
「一番に、なんて、ボクとっても嬉しいなぁ〜。他のみんなには、いつ言うの?」
「うーん、そうね。一応、メリオダス様に、みんなにも言っていいか聞いてみるわ。」
「そっか!これから楽しみだね!何かあったら、何でも言ってね!」
とディアンヌはガッツポーズしながら言った。
「ありがとう!頼りにしてるわ!」
エリザベスは笑顔でそう返した。
