エリザベスとメリオダスが豚の帽子亭に戻った。
いつもと違うところと言えば、彼らの赤ちゃんが新しいベビーベッドにいることくらいだった。
「お〜いキング、仕入れを頼む!」
いつものように団長に呼び止められ、メモを渡される。
「めんどくさいなぁ…。なんか今日多くない?」
渡されたメモには、いつもの倍くらい、買いだす物が書かれていた。
「最近店を留守にしてたからな!わりぃな。」
といいつつ少しも悪いと思ってないような団長をみて、キングはため息をついた。
キングはだるそうに、ふよふよと浮かんで店を出て行った。
ぱたん、とドアが閉まると、メリオダス、エリザベス、ディアンヌは顔を見合わせた。
「おしっ!じゃあ準備すっか!バン!料理は任せたぞ!」
にししっと笑って団長は言った。
「しゃ〜ねーな♪とっておき作ってやんよ♪」
「バン!俺の残飯も作っておいてくれよ!プゴッ!」
「あー!ボク、肉料理がいいなぁ♪」
「いやいやおめーら、誰のために作るんだよ。」
と団長がつっこみ、エリザベスがくすくす笑う。
「バン、手伝うわよ。」
エレインも珍しく張り切っているようだ。
「お前、料理なんてできんのかよ〜♪」
「バ、バカにしないでよ!簡単なものくらい、作れるわよ!」
頬を膨らますエレイン。
「はいはい♪」
そんな二人を微笑ましく見守るエリザベス。
「エリザベス!ボク達は、アレを作るの頑張ろうね!」
「ええ、そうね!」
二人は何やら作業を始めた。
その頃、街に辿り着いたキングだった。
