「おいしい〜!!」
「やっぱバンの作る飯は最高だぜ!プゴプゴ…」
「さすがはバン様ですね!エレインの作ったスープもおいしいわ!」
「そ、そう?ありがとう、エリザベス。」
「おお、中々うめーぞ♪エレイン♪」
「でしょう?」
「料理がんまいと、酒も進みますなぁ〜。ぐびぐび…」
「団長ってなんで全然酔わないんだろうね。」
「俺にもわからん!」
「ゴウセルも、あんまり酔わないよね。」
「そんなことはない。飲めば酔う。飲まなきゃ酔わない。」
「当たり前でしょ!!」
「ホーク殿は、本当に何でも食べるのだな。」
「残飯処理騎士団に、好き嫌いは許されんのだ!…ところでマーリン、いつの間にいたんだ…?」
みんなでわいわい話しながら、食事をする時間は、とても楽しくて幸せだった。
食事を食べ終え、みんないいかんじに酔ってきたところで、ディアンヌとエリザベスは何やらアイコンタクトをとり、一度カウンターの奥へと向かっていった。
そしてディアンヌが何やら慎重に運んできた。
「キング〜!!ボクとエリザベスで作ったの!お誕生日ケーキだよ!!」
キングはディアンヌの方に目線をやると、ディアンヌの両手には大きなまあるい生クリームとイチゴがたっぷりと乗ったケーキがのっていた。
「二人が作ったのかい⁉︎すごいね!こんなものが作れるなんて。食べるのもったいないくらいだ。」
まじまじとケーキを見るキングにディアンヌとエリザベスは嬉しそうに笑った。
「人間はね、お誕生日にケーキを食べる習慣があるんだって!だからエリザベスと一緒に、頑張って作ったの!」
「へ〜人間は、色々な習慣があるんだね。二人とも、ありがとう!」
キングは笑顔で二人に言った。
エリザベスがケーキを取り分けて、みんなに配ってくれた。
「キング〜!はい、あ〜ん!」
ディアンヌがイチゴを手に持ってキングの口元へ持っていった。
キングは顔をイチゴみたいに真っ赤にしながら、恥ずかしそうにパクッと食べた。
「ディアンヌ、あの、クリーム、ついてるよ?」
「へ?」
キングはディアンヌのほっぺたについた生クリームを手でとると、そのままペロッと舐めた。
キングのその行動にディアンヌも真っ赤になる。
「おめーらイチャイチャしすぎな♪」
「なっ…そんなこと」
「まぁ誕生日くらい、思いっきりイチャイチャベトベトしたらいいんじゃないですかね?にししっ」
「「団長!!」」
キングとディアンヌの声がリンクし、響いた。
