「へぇ。ここが、魔の洞窟…?」
「思ったより、大きいんだね…。」
メリオダス、エリザベス、ホーク、キング、ディアンヌ、の四人と一匹は、目的地にたどり着いた。
「エリザベスもいくの?ボク、心配だよ…。」
ディアンヌはエリザベスの顔をのぞきこむ。
「大丈夫よ!私だって、昔のままじゃないのよ。それに、みんなの役にたちたいもの!」
「そうだね。やっぱりエリザベスはかっこいいね。」
と憧れの眼差しを向けた。
「ま、エリザベスになんかあったら俺が絶対助けるから、心配すんな!」
とサラッというメリオダスに赤面するエリザベス。
「まあ何と言ってもこのホーク様もいるしな!」
「ふふ、頼りにしてるわ。ホークちゃん。」
「おうよ!」
「さて、行くぞ!」
一同は洞窟へと足をふみいれた。
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「ねえ、どういうつもり?勝手に森を出るなんて、父上やゲラード様に怒られるよ?せめて目的地ぐらい説明してくれない?」
一方その頃。
ガウラについて来いと言われついて来たオリヴィエ。
いつの間にか父に絶対出るなと言われた森はとうに過ぎていた。
「先に言ったら、面白くないだろう?」
楽しげなガウラ。
ここまでの道のりは湖があったり崖があったり、飛べないオリヴィエにとっては大変な道のりを、ガウラはすいすいと飛んで、しばらく先でオリヴィエを待つ、といった行動を繰り返していた。
それも手伝って、オリヴィエの苛立ちはつのるばかりだった。
けれど一度勝負にのってしまったため、ここで引き下がるわけにはいかず、ついていくしかなかった。
「全く、外に出るなんて思わなかったよ。」
ため息をつくオリヴィエ。
「まあそう言うな。目的地はもうすぐだ。」
