「行き止まりだわ…。ここが洞窟の一番奥のようですね。あら…?あれは何かしら?」
エリザベスが指差す先には、何か箱のようなものと、その隣には小さな石碑のようなものがあり、何か書かれていた。
「どれどれ〜…えー<我が意思、我が血を継ぐもの、我が魔力に引き寄せられ、鉄槌の箱へその手をかざしたまえ。さすれば伝説の武器と失われし記憶をそなたに与えよう。>
だって。…伝説の武器?」
メリオダスが石碑を読み上げると、ガウラは迷いなく、その箱の前にたった。
「ガウラ…?」
ガウラは手を、その箱の窪みのようなところへかざした。
すると突然、その箱は光を放った。
「なんだ⁉︎」
キングは何故か背筋がゾクっとするのを感じた。
そして箱は開かれた。
途端、ガウラの頭は一瞬であったが、激痛が走り、その場に跪いた。
「ガウラ、どうしたんだよ!」
オリヴィエが慌てて駆け寄る。
そして、ギョッとした。
ガウラは涙を流していた。
「お…とうさん…。」
酷く混乱しているようだった。
しかし何とか立ち上がると、開いた箱の中に手を伸ばし、何かを取り出した。
「あ…あれは!!」
キングにはすぐにわかった。
「初代妖精王グロキシニアの神器…霊槍バスキアス…⁉︎⁉︎」
