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【BJ】捨て駒と20th戦争


間久部「日本に行く」

『え?』
「…帰るってほうが正しいか」
『確かにまあ、そうなりますね』

私の名前は響。(ひびき)
歳は確か18くらいだと思ってる。

はっきり分からないのにはちゃんと理由がある。
決してボケているわけでも
頭が弱い訳ではない。決して。

「お前も嬉しいだろう、響!」
『そうですね…ここは治安が悪いですし、
空気もあまり良くないですからね…』

「ああ、…まあ直ぐ日本から出るかも知れないけど」
『それじゃあ…帰るって訳ではないですね』

苦笑いを溢す目の前の男性は間久部緑郎と言う男。
彼は私のボスであり、絶対の人。

世間には“暗黒街の皇太子”なんて
吹き出しそうになる呼び名で呼ばれている、
クレイジーな犯罪者。


…夢に出てくる男の人に劇的に似ていたりもする。

私は微かに、彼の薬品でつぶれた瞳に笑いかけながら
目を細めた。

『紅茶入れてきましょうか。』

「いつもよりうまいのをね」

私の過去や彼についてはこれからゆっくりと
思い出しましょう。


<2016/11/06 22:41 かたせ>消しゴム
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