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文豪ストレイドックス 桜咲くあの場所で
- 夢 -

『何で、、、泣いているの?』

泣いている?私が、、、?そんな事がある筈ないだろう?

『でも、泣いてるよ?怖い?』

怖い?そんなわけないじゃないか。

『じゃあ、何で?』

、、、君は、私の頬を伝う涙を拭った。
あの頃と同じ、変わらない笑顔で。
変わらない、細い指で。

『何が、、、悲しい?』

何が悲しい?
そんなもの、、、君を失った事だ。
あの笑顔を、、、
あの優しさを失った事。
それが悲しい。
たった、、、それだけ。

『だから、、、自殺ばっかり、駄目だよ?』

それ、昔も聞いた。
でも、君のせいでもあるんだよ?
君が、私をこんな世界においていくから。
一緒に居たい、なんて想ったから。

『そっか、、、御免ね。もう時間だよ、また、、ね。』

君の桜色の長い髪が舞い上がる。
止めてくれ、、、君を連れ去らないで、、、
私は、、、君と、、、


「うわあああああああ!!!!!」
跳び起きたのは、蒲団の中だった。

「はぁ、、、はぁ、、、夢、、、か。」

もう一度、倒れる。
君の夢を見るのは何回目だろう。


大好きだった、、、君の夢を、、、

<2016/11/06 22:00 霜月鈴妖>消しゴム
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