「おはようございます。」
武装探偵社の質素なドアを開けると、大分気持ちが軽くなった。
君が、、、君を想うことが、辛いから。
「太宰さん、一緒に仕事へ行きませんか?」
敦君からの誘いだ、、、彼の目が輝いている。
「善いけど、何の仕事?」
「爆発物処理です。警察のを社長が引き受けたみたいで。」
「じゃあ、行こうか」
「はい!!!」
中華街を抜けた頃、敦君が聞いてきた。
「太宰さんって、今まで何人の女性とお付き合いしてきたんです?」
「、、、なんだい?急に、、、」
「いっいいいえ、ちょっとした興味です、、、」
聞く彼が、顔を真っ赤にしちゃあなあ。
「さあね?忘れちゃった。」
「、、、じゃあ、本気で好きになった人、、、とかって。」
「野暮だよ、敦君。、、、まぁ、一人だけいるけど。」
「えっ!?どんな人ですか!?、、、あ、すみません。」
「いいよ別に。そうだなあ、、、敦君みたいな子かな?」
「えっ僕!?」
「ほらほら、着いたよ。前見て歩く。」
はぐらかしとけば善かったかな。
