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文豪ストレイドックス 桜咲くあの場所で
- 幻想 -

目覚めたのは、桜咲き乱れるあの場所だった。

初めて君に逢った場所で、夢の君とも逢う場所。
まるで私を待っていた様に君は、桜崎 涙はいつもの柔らかな笑顔を見せた。

『傷は、大丈夫?』

「ん、まぁ、、、ね。」

『そっか。』
そしてまた、あの笑顔を見せる。

その笑顔を見ていると、涙が頬を濡らす。

すると彼女もまた、哀しそうな顔をするから、、、嫌なのだけどね。

『ここで、私に逢うとき、いつも泣いてるよね?その、、、もしかして、、、太宰さん、、、私と逢うの、、、
嫌?』

「嫌なわけないよ。だって君は、私が、、、」

一番、愛した女性だから。

『近いうちに、今度は向こうの世界に行くよ。その時は、、、、。』



涙の声は雑音に消されて聞こえなくなった。

<2016/11/08 23:08 霜月鈴妖>消しゴム
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