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オオカミは赤ずきんに恋をした
- 進路 -

「か、鏡音くんっ」

「何?」

俺は、今鏡音凜にブレザーを掴まれている。

「朝の事で話が...」


  やっぱり....

クラスの女子にキツク言っちまった!!!

後悔してもおせぇな.....

「あ、一回中庭まで来て」


「良いけど」


どうせ、新は部活だし今日塾無いし。


「大学の事なんだけど.....」



「あ、その件については、本当にごめん。」


「ち、違うよぉ。鏡音くんに言われて気がついたの.....。

 鏡音くんなら、私の話聞いてくれるかなぁって.....ダメ....?」


「別に良いよ、早く言えよ。」



鏡音凜は、自分の将来の夢について.....晴れ晴れしい笑顔で

話始めた。


「私、将来の夢がアニメーション作りをする会社に務めること。

 ジブリとか、ドラゴンボール、ワンピース、プリキュア。

 とにかく、TVでやっているアニメや映画の作成をするのが将来の夢なの」


「へぇ、以外...(俺と同じだ)」


「国立の美術大学に行って学びたいっ!

 だけど......」

「だけど?」


「だけど、家が代々続く弁護士の家系で....。

 私、一人っ子だから弁護士にならなきゃいけないの」


「クソなお前の親に俺が講義しに行く。」

「え?」

「耳悪いのかよ、講義しに行くんだ」





「待って!!!家に案内する」




真っ直ぐ、夢に突っ走る姿。


俺は、その姿に恋をしたんだ。







<2016/11/15 20:41 キャラメルラテ>消しゴム
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