「そういえば自己紹介がまだだったねー。僕は〔カノ〕だよ。」
「私はサラです…。」
カノさんは裏があるような笑顔を向けた。
「サラちゃんね!宜しくね。」
カノさんの笑顔は何は分からないが安心感がある。言葉には出さないが。
「こちらこそ。カノさん。」
作り笑いで挨拶をした。私達は細い路地を歩いた。薄暗くなってきたせいか少し怖い。誰かに縋りたいのだがそんなわけにはいかない。しかし心配な表情が顔に出てしまったのか、カノさんは多少俯き気味だった私の顔を覗き込んできた。
「顔色悪いけど大丈夫?」
「え、あ、はい…。大丈夫です…。」
こうとは言っておいたが、本当はとても怖いのだ。また、アイツが出てきたら…。
サラちゃんはどんどん青ざめていく。ここまでになると僕までもが心配になってくる。
「えっ…!?」
サラちゃんが急に僕の服の袖を掴んできた。
「怖い…です…。」
「い、いやね!怖いのは分かったから!キドに殺される!」
「お、お願いします…!霊的な者が出そうで…。」
「そう言うこと言わないで!僕まで怖くなるわ!」
こんなやり取りをキドが見ていたら僕は完全に殴られてしまう。この場所を知らない子が見たら誰だって怖がるかも知れない。サラちゃんが余りにも怖がるため、一旦落ち着かせた。
「……………。」
「あの…本当に大丈夫?」
コツ…コツ…コツ…。
「うわあぁあっ!?ななな何!?だ、誰?」
「お、お、落ち着いて!何もでないから!痛い!ちょ、腕掴まないで爪食い込んでるから!」
「あれー?カノじゃないっすかー!」
セトだ。バイト帰りだろう。
「か、カノさん…?お知り合いですか…?」
「そ、そうだよ…セトっていうんだ。」
「あ、コンビニで会いましたよね!よろしくっす!」
「よ、宜しくお願いします…。」
何と言うか、僕らは何か不思議なモノで繋がっているのだろうか。
「カノと一緒にいるって事は、メカクシ団に入団するんすか?」
「あー…はい…そのつもりです…。」
サラちゃんは恐ろしいものでも見たかのように、僕の後ろに隠れていこうとした。
「とりあえず、もう暗いんで帰るっすよ!」
セトは明るい声のトーンで言った。僕とセトはサラちゃんを間に挟むように一列で路地を歩いた。
「ただいまっす!」
「ただいまー。例の子連れてきたよー。」
カノさんはリビングのような場所に呼びかけた。
「私はサラです…。」
カノさんは裏があるような笑顔を向けた。
「サラちゃんね!宜しくね。」
カノさんの笑顔は何は分からないが安心感がある。言葉には出さないが。
「こちらこそ。カノさん。」
作り笑いで挨拶をした。私達は細い路地を歩いた。薄暗くなってきたせいか少し怖い。誰かに縋りたいのだがそんなわけにはいかない。しかし心配な表情が顔に出てしまったのか、カノさんは多少俯き気味だった私の顔を覗き込んできた。
「顔色悪いけど大丈夫?」
「え、あ、はい…。大丈夫です…。」
こうとは言っておいたが、本当はとても怖いのだ。また、アイツが出てきたら…。
サラちゃんはどんどん青ざめていく。ここまでになると僕までもが心配になってくる。
「えっ…!?」
サラちゃんが急に僕の服の袖を掴んできた。
「怖い…です…。」
「い、いやね!怖いのは分かったから!キドに殺される!」
「お、お願いします…!霊的な者が出そうで…。」
「そう言うこと言わないで!僕まで怖くなるわ!」
こんなやり取りをキドが見ていたら僕は完全に殴られてしまう。この場所を知らない子が見たら誰だって怖がるかも知れない。サラちゃんが余りにも怖がるため、一旦落ち着かせた。
「……………。」
「あの…本当に大丈夫?」
コツ…コツ…コツ…。
「うわあぁあっ!?ななな何!?だ、誰?」
「お、お、落ち着いて!何もでないから!痛い!ちょ、腕掴まないで爪食い込んでるから!」
「あれー?カノじゃないっすかー!」
セトだ。バイト帰りだろう。
「か、カノさん…?お知り合いですか…?」
「そ、そうだよ…セトっていうんだ。」
「あ、コンビニで会いましたよね!よろしくっす!」
「よ、宜しくお願いします…。」
何と言うか、僕らは何か不思議なモノで繋がっているのだろうか。
「カノと一緒にいるって事は、メカクシ団に入団するんすか?」
「あー…はい…そのつもりです…。」
サラちゃんは恐ろしいものでも見たかのように、僕の後ろに隠れていこうとした。
「とりあえず、もう暗いんで帰るっすよ!」
セトは明るい声のトーンで言った。僕とセトはサラちゃんを間に挟むように一列で路地を歩いた。
「ただいまっす!」
「ただいまー。例の子連れてきたよー。」
カノさんはリビングのような場所に呼びかけた。
