「ああ、よく来たな。俺はこのメカクシ団の団長、キドだ」
「あ…あの…サラ…です…」
団長の淡々とした様子に気圧されながらも自分の名前を言った。
「サラか。お前のことはカノから聞いた。お前も能力を持ってるらしいな」
「自分ではちょっと分からないんですけど…そうらしいです…」
「そうか。試してもいいか」
「は、はい…」
団長はソファに乱雑に置かれていた雑誌を私に向かって投げた。思わず目を瞑った。しかし衝撃は一向に訪れない。ゆっくりと目を開けてみた。
「なるほど…そういう事か。カノ、それをサラに見せてやってくれ」
カノさんは今の事を動画で撮っていた。タッチパネル式の携帯の画面を私に向けた。
「こういいう事だよ」
動画には確かに私に向かって一直線に飛んできた雑誌が急に横へ曲がる様子が撮られていた。
「…え?」
「お前は危害を確実に避ける能力を持ってるんだ」
「…な、なるほど…?」
よく分からないが多分そういう事なのだろう。
「何か思い当たる事ないっすか?例えば、近くで転びそうになってた人が転ばずに済んだ、とか」
「えーっと…小さい頃に友達とブランコジャンプして遊んでたら友達が着地に失敗しそうだったけど…何か本人も分からないみたいなんですけど着地できたことが…ありました…」
「つまりそれはサラさんの能力が他の人にも対応してるってことなんすよ」
「そうなんですか…?」
「はい!サラさんが団に入ってくれれば俺達もとても助かるっす!」
セトさんの爽やかな笑顔に顔が赤くなる。
「わ、私、入ります!入れてください!」
「よーっし!決定だねーっ!今から宜しくね!サラちゃん!」
「宜しくな、サラ」
「はい!宜しくお願いします!」
私の奇想天外なストーリーはここから始まった。
「あ…あの…サラ…です…」
団長の淡々とした様子に気圧されながらも自分の名前を言った。
「サラか。お前のことはカノから聞いた。お前も能力を持ってるらしいな」
「自分ではちょっと分からないんですけど…そうらしいです…」
「そうか。試してもいいか」
「は、はい…」
団長はソファに乱雑に置かれていた雑誌を私に向かって投げた。思わず目を瞑った。しかし衝撃は一向に訪れない。ゆっくりと目を開けてみた。
「なるほど…そういう事か。カノ、それをサラに見せてやってくれ」
カノさんは今の事を動画で撮っていた。タッチパネル式の携帯の画面を私に向けた。
「こういいう事だよ」
動画には確かに私に向かって一直線に飛んできた雑誌が急に横へ曲がる様子が撮られていた。
「…え?」
「お前は危害を確実に避ける能力を持ってるんだ」
「…な、なるほど…?」
よく分からないが多分そういう事なのだろう。
「何か思い当たる事ないっすか?例えば、近くで転びそうになってた人が転ばずに済んだ、とか」
「えーっと…小さい頃に友達とブランコジャンプして遊んでたら友達が着地に失敗しそうだったけど…何か本人も分からないみたいなんですけど着地できたことが…ありました…」
「つまりそれはサラさんの能力が他の人にも対応してるってことなんすよ」
「そうなんですか…?」
「はい!サラさんが団に入ってくれれば俺達もとても助かるっす!」
セトさんの爽やかな笑顔に顔が赤くなる。
「わ、私、入ります!入れてください!」
「よーっし!決定だねーっ!今から宜しくね!サラちゃん!」
「宜しくな、サラ」
「はい!宜しくお願いします!」
私の奇想天外なストーリーはここから始まった。
