やばいよ、これはやばいよ!
急いで階段を駆け下りながら同好会の部屋へと向かう。
部屋の前に着くと扉を勢いよく開け、中に入る。
「ねえみんな!これ見て!」
雑誌の紙面を既に部屋にいたみんなの方へと向ける。
「え、どうした?」
私の名前は神川朋香。
共学の公立中学に通う普通の中学3年生。
「ほら、これ見てよ!」
「え、なになに・・・・・幽霊多発スポット、小林総合病院・・・。」
「これって、家の近くにあるあの廃病院だよね!」
「ああ、あそこか・・・。」
紙面を見た男子が興味深げにメガネを持ち上げながら見る。
彼は篠原柊兵。
この同好会の会長、つまりこの同好会の創設者。
「あ、トモりんちーっす!今日は放課後から元気だね~。」
「ねえこれ見てよ!ヤバくない?」
「え、なにその雑誌?・・・・・あ、その病院知ってる。何年か前に閉鎖した病院でしょ。あそこ心霊スポットになってるんだ・・・。知らなかった。」
彼女は御堂沙織。
私と同じ同好会のメンバー。
「けどどうしたの?こんな雑誌持ってきちゃって。もしかして、見ちゃった?」
沙織が双眼鏡のジェスチャーをする。
・・・そう。私がこの同好会にいる理由。それは、私には『見えちゃう』から。
なんかよく分からないけど、小さい頃からそういうのが見えちゃう私は今まで散々な目に会ってきた。
だけど周囲にこのことを言っても誰も信じてくれない。
だから何となくこの同好会に入ってみた。
今も同好会のみんなは半分くらい信じてくれてるけど・・・完全ではない。
はあ・・・なんでこんな才能持っちゃったんだろ・・・。
「いや、別にそういうわけじゃないけど・・・なんか本屋に置いてあるのを見て、衝動買いしちゃった。」
「いいな・・・幽霊か・・・。一度見てみたいな・・・。」
「いや、幽霊なんて見るもんじゃないと思うよ!」
「え、そうかな。僕は一度見ていたいよ。」
色々話しているとドアが開く音がした。
振り返ってみると、沖本と京ちゃんがいた。
「ウィ~、みんなもう来てるねー。」
「あ、沖本と京ちゃん、ちーっす。」
男子の方は沖本健介。
女子の方は藤原京香。
「で、みんな集まって何見てるの?」
「いや、家の近くの廃病院が心霊スポットとして、この雑誌に載ってたっていうわけ。」
「へ~、廃病院か・・・」
「何だか出そうな所ね。」
京ちゃんが幽霊の真似をする。
「でしょ?やっぱりそう思うよね?絶対ここなら出るって。」
「・・・で、残る部員はあと佐藤だけだけど・・・」
6人しかいないこの同好会の6人目。
佐藤誠。
佐藤はイヤホンをしながら、頬杖をつき、部屋の隅で窓の外をボーっと眺めている。
「・・・いるね。よし、これで全員そろった。じゃあ、活動開始しますか!」
急いで階段を駆け下りながら同好会の部屋へと向かう。
部屋の前に着くと扉を勢いよく開け、中に入る。
「ねえみんな!これ見て!」
雑誌の紙面を既に部屋にいたみんなの方へと向ける。
「え、どうした?」
私の名前は神川朋香。
共学の公立中学に通う普通の中学3年生。
「ほら、これ見てよ!」
「え、なになに・・・・・幽霊多発スポット、小林総合病院・・・。」
「これって、家の近くにあるあの廃病院だよね!」
「ああ、あそこか・・・。」
紙面を見た男子が興味深げにメガネを持ち上げながら見る。
彼は篠原柊兵。
この同好会の会長、つまりこの同好会の創設者。
「あ、トモりんちーっす!今日は放課後から元気だね~。」
「ねえこれ見てよ!ヤバくない?」
「え、なにその雑誌?・・・・・あ、その病院知ってる。何年か前に閉鎖した病院でしょ。あそこ心霊スポットになってるんだ・・・。知らなかった。」
彼女は御堂沙織。
私と同じ同好会のメンバー。
「けどどうしたの?こんな雑誌持ってきちゃって。もしかして、見ちゃった?」
沙織が双眼鏡のジェスチャーをする。
・・・そう。私がこの同好会にいる理由。それは、私には『見えちゃう』から。
なんかよく分からないけど、小さい頃からそういうのが見えちゃう私は今まで散々な目に会ってきた。
だけど周囲にこのことを言っても誰も信じてくれない。
だから何となくこの同好会に入ってみた。
今も同好会のみんなは半分くらい信じてくれてるけど・・・完全ではない。
はあ・・・なんでこんな才能持っちゃったんだろ・・・。
「いや、別にそういうわけじゃないけど・・・なんか本屋に置いてあるのを見て、衝動買いしちゃった。」
「いいな・・・幽霊か・・・。一度見てみたいな・・・。」
「いや、幽霊なんて見るもんじゃないと思うよ!」
「え、そうかな。僕は一度見ていたいよ。」
色々話しているとドアが開く音がした。
振り返ってみると、沖本と京ちゃんがいた。
「ウィ~、みんなもう来てるねー。」
「あ、沖本と京ちゃん、ちーっす。」
男子の方は沖本健介。
女子の方は藤原京香。
「で、みんな集まって何見てるの?」
「いや、家の近くの廃病院が心霊スポットとして、この雑誌に載ってたっていうわけ。」
「へ~、廃病院か・・・」
「何だか出そうな所ね。」
京ちゃんが幽霊の真似をする。
「でしょ?やっぱりそう思うよね?絶対ここなら出るって。」
「・・・で、残る部員はあと佐藤だけだけど・・・」
6人しかいないこの同好会の6人目。
佐藤誠。
佐藤はイヤホンをしながら、頬杖をつき、部屋の隅で窓の外をボーっと眺めている。
「・・・いるね。よし、これで全員そろった。じゃあ、活動開始しますか!」
