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嵐松さん Part2
- オリジナル -

異変に気付いたのは二週間前

朝起きたら、誰もいなかったこと
いや、正確に言うと朝誰かが居ないのは何時もことなんだけど、あの日は違った

布団も、服も、部屋の物も
全部俺のしかなかった
そう、本当に俺の私物以外なかった
弟達のものも何もなかった


智『母さん、みんなは?』
松代『みんなって誰?』
智『翔達』
松代『誰よ、それ』
智『は?何言ってんの?可愛い息子達の事をそんな言い方するなんて』
松代『あんた寝ぼけてんの?ウチはあんたしか息子はいません』

は?俺しかいない?

智『何言って』
松代『よくわかんないけど、いいから着替えてきてちょうだい、手伝いに行かないと』
智『手伝いってどこ?』
松代『隣の赤塚さん家よ、言ったでしょ昨日!』
智『赤塚さん?』
松代『ほらあそこの』
智『え?』


そこにいたのは、昨日まで一緒にいた弟達だった


<2016/12/17 12:04 いちごくるみ>消しゴム
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