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掌編小説「文学という名の星空の下で」
- 乱れ桜吹雪 -


桜咲くのは弥生の事。
乱れ散り逝くは皐月の事。

桜並木を走り抜け、春の吹雪を一身に浴びる。
鼻を燻るのは甘い香。目を犯すのは美しき吹雪。

嗚呼、奇妙なもので目が離せない。
嗚呼、奇妙なもので目が離せない。

何故だろう、まるで俺を嘲笑しているように。

乱れ散らすモノ。



其処に動けぬ君がいる。

嗚呼、奇妙なもので体が動かない。
嗚呼、奇妙なもので体が動かない。



其処に居るであろう君の姿はもう見えぬ。











美しき桜は乱れ春の香を漂わせ、






姿を眩ませた。

<2016/12/03 10:41 霜月鈴妖>消しゴム
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