ごめん兄貴、成長したのに。一時の成長だったかな?栄光掴めなかった。
イタリアはよくブーツと言われる形をしている。そのブーツのヒールの部分。その海辺の街に自分も住んでいた。マードレしか居ない日々でも幸せだった。いつも浜で釣りをしていた。たまにマードレも来て一緒に釣りを楽しんだ。けど自分の釣竿は皆が使う釣竿と違った。鰓に食らい付けと思えば鰓に。心臓に食らい付けと思えば心臓に。不思議な釣竿だった。
ある日、街の中心部に釣った魚を売りに行った時。金髪の碧い石を下げた少年、否青年とすれ違った。端正な顔立ち。モデル顔負けのスタイル。街を歩く女性はおろか男性まで振り返る容姿。
気になることに彼は自分について来ているようだった。何度目かの振り返りの時、彼の後ろには紫色の化物が居た。ここはメインストリートから離れた場所。
「グレイトフルデッド!」
その叫び声と共に煙が上がる。周りの少ない人々はあっという間に皺ができ白髪になり崩れ落ちる。
「う、うわあああああああああああああああ!」
叫び声を上げ地面に手をつく。背中に当たる魚と氷。
「チッ免れたか」
そう呟き彼は銃で一人の女性を撃つ。
「テメーは運が良かった」
そう言って去ってしまった。
あの出来事が忘れられぬまま今日も釣りをする。何かが釣り糸に引っかかる。が不思議なことに引っかかっているのは動かない。スッと上げようとするがとてつもなく重い。苦労して上げると引っかかっていたのは
マードレだった。
首にロープを巻いて。目から溢れ出るこれはなんだろう。心のなかで泣き叫ぶ声はなんだろう。胸の中でどす黒く燃える炎はなんだろう。
「ごめんなさい、マードレ。道を、外れます」
着いた先はあの青年の場所だった。
いつまでもマンモーニのままだった。兄貴、ごめんよぉ。すぐ逢えるよね。あの日みたいに。
その宝石の目には慕った彼と同じ金のジッパーと涙が映った。
イタリアはよくブーツと言われる形をしている。そのブーツのヒールの部分。その海辺の街に自分も住んでいた。マードレしか居ない日々でも幸せだった。いつも浜で釣りをしていた。たまにマードレも来て一緒に釣りを楽しんだ。けど自分の釣竿は皆が使う釣竿と違った。鰓に食らい付けと思えば鰓に。心臓に食らい付けと思えば心臓に。不思議な釣竿だった。
ある日、街の中心部に釣った魚を売りに行った時。金髪の碧い石を下げた少年、否青年とすれ違った。端正な顔立ち。モデル顔負けのスタイル。街を歩く女性はおろか男性まで振り返る容姿。
気になることに彼は自分について来ているようだった。何度目かの振り返りの時、彼の後ろには紫色の化物が居た。ここはメインストリートから離れた場所。
「グレイトフルデッド!」
その叫び声と共に煙が上がる。周りの少ない人々はあっという間に皺ができ白髪になり崩れ落ちる。
「う、うわあああああああああああああああ!」
叫び声を上げ地面に手をつく。背中に当たる魚と氷。
「チッ免れたか」
そう呟き彼は銃で一人の女性を撃つ。
「テメーは運が良かった」
そう言って去ってしまった。
あの出来事が忘れられぬまま今日も釣りをする。何かが釣り糸に引っかかる。が不思議なことに引っかかっているのは動かない。スッと上げようとするがとてつもなく重い。苦労して上げると引っかかっていたのは
マードレだった。
首にロープを巻いて。目から溢れ出るこれはなんだろう。心のなかで泣き叫ぶ声はなんだろう。胸の中でどす黒く燃える炎はなんだろう。
「ごめんなさい、マードレ。道を、外れます」
着いた先はあの青年の場所だった。
いつまでもマンモーニのままだった。兄貴、ごめんよぉ。すぐ逢えるよね。あの日みたいに。
その宝石の目には慕った彼と同じ金のジッパーと涙が映った。
