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なぜ俺は生きるの?
- 暗世という闇 -

 不思議な感覚だ。これは夢か?ここは・・・彼と行った山の景色。あれは・・・僕?そして、隣にいるのは・・・彼?でも、若干若いような・・・。
 「なぁ。」
 僕がしゃべった。
 「うん?」
 「ずっと友達でいてくれないか?」
 「もちろん!死んでも友達だ。」
 「ハハハハハハハハハハハハハハハ。」
 2人とも笑っている。

 目を覚ました。たぶん4時くらいだろう。出発は6時だからまだ時間がある。急に彼に会いたくなった。僕は自分の部屋を出て、隣の部屋へ行った。
 「おはようー。」
 そーっと入った。
 「あー、おはよう。」
 すごく元気がなかった。そりゃぁそうだよな。
 「一晩中起きてたの?」
 「うん、まぁ・・・。」
 僕は心配でそばに寄った。
 「この戦争が終わったら、またサンドイッチ食べに行こう。」
 「うん。」

 6時になり、囚人と職員は皆専用の車に乗った。車が止まるまでの間、恐怖のせいかあまり記憶がない。車から降りると、武器をもらい命令に従い、各班ごとに戦地へ駆り出された。
 出てからどれぐらい経っただろう。1分か10分か、それ以上か。もう、何が何だか全く分からない。その時近くで爆弾が爆発し、フっ飛ばされた。すぐに立ち上がり皆を探したが見つからなかった。だからそれからは1人で行動した。その時・・・
 「おお?お前刑務所のやつか。」
 やっと仲間が!と思ったが、その声の主は敵国の兵士だった。すごいごつく、身長が2メートルくらいある。
 「さっきも居たなぁ、だから撃ったが。」
 はっ?!
 「しかも、お前と同じくらいの年頃だったなぁ。」
 僕と同じ年頃の囚人は彼しかいねぇじゃんよう。
 「たぶんあいつ、死んだな。」
 はーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー?!?!?!?!?!?!?!?!
 はーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー?!?!?!?!?!?!?!?!
 はーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー?!?!?!?!?!?!?!?!
 「あれっ?もしかして知り合いだったか?」
 馬鹿にしているような口調だ。
    














 殺す。
 ババババババババババババババババババババババババババババババババババ
 「なっ!」
 ち、大きいくせに動きが速い。
 「くそてめぇやめっ・・うっ、どっどこに行った?!」
 「ここだ。」
 バババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババ
 「いつの間にっ・・・後ろに・・・。」
 そっんなっ・・・・・、ころっころっ殺しちゃった・・・・・・。あっあっあーーっ!!!
 「1人殺して気ー抜くな。ここは戦場だ。」
 僕は、敵国の兵士が近づいてくるのに気付かず、刺された。その傷は深く、今すぐ味方がこなきゃ死んで・・しま・・・う・・・・・・。
 
 

<2016/12/03 22:58 tanuki>消しゴム
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