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君の想いに気づきたい。
- No. 2 自己紹介 -




『はい、次!! 44番!!』

 そうハイテンションに言ったのはうちの担任。


 夏希は嫌々立ち上がり、自己紹介を始めた。

『高安夏希です。去年は5組でした。趣味は洋楽を聞くことです。よろしくお願いします。』


 夏希はすぐに座り、「最悪だ。」と呟いた。


 何が最悪だったのか聞こうと思った時、

『はい、次!! 45番!!』

 と、言われてしまった。


 私はこれまで以上に慎重に席をたち、自己紹介を始めた。


『えっと…初めまして…。新里木ノ実です。……去年は…3組でした。趣味は読書です。』 


 すぐに座り、「我ながら、まぁできた」と思う。はずだった。


『えー、木ノ実さん?特技とか他にないの?』


 担任にそう言われた。


『えっ…私ですか?』

 「そうだよ。お前だよ。」とでも言うように周囲のクラスメイトに見られた。


『………。特技…。ないです。』



 そう言って私はやっと席につくことができた。






 それからは何事もなくただただ時間が過ぎた。



 担任は、「もう帰ってもいい」と言い残し教室を出た。






 「もう、学校は嫌!!」と思い始めた時、夏希がわたしに向かって言った。 


『このみ、今のうちに謝っとく。ごめん。たぶん、これからあいつのせいで迷惑かけると思う。』


 「あいつ。」とでもいいたげに、目線が男子の集まる方に向いた。


『話変わるけど、明日の係り決めどうする?このみは、何の係りになるの?』


 夏希の話をまとめると、同じ係りがいいから、一緒になろう。でも決められないから任せる。だった。


「いいよ。わかった。」の二つ返事で決まった。



 どうも、卯月サクラです。
 この小説は、基本650字で1話として進めたいと思っています。恋愛要素がない!と思いのかたもいるはず。実は、もうちょっと先の予定です。

 誤字脱字等がありましたら、お知らせくださいませ。
<2016/12/29 17:17 卯月 サクラ>消しゴム
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