「えぇっと、ちょっと待って…夏希、知ってる人?」
夏希が答える前に優羽が答えた。
「知ってて当たり前。去年同じだったし…夏希目立つし。」
それを聞いて私は「もしかして…優羽って夏希のこと…」と考えてたら夏希がいい始めた。
「優羽は黙ってて。このみ…塾で詳しく話すよ。とりあえず委員やる人決めようか。」
「分かった。また塾で詳しく聞く。このみ…委員は止めとく。部活あるし、ただでさえ塾を理由に休んでるのにさらに増えるとなると。正直困る。」
ここまでは、上手くことが進んでいるようだった。優羽が口を挟むまでは…。
「指差しで委員決めない?決まりっ!はい、じゃあやるよー!」
この時点で状況が分からないのは、私と夏希を含め女子全員。「せーの!」と言われ適当に指を指す。結果的に夏希が委員になることになった。その場で夏希の負担を減らしたいがためにわたしが係長に立候補した。
「このみだっけ?この画用紙に係のメンバーとか役割とか書いてくれる?」
「別にいいけど…じゃあ、メンバーのところに名前かいて。」
「書いて。゙優羽゙って。」
「えっ…このみが書くの?」
「うん。」
言われるがままに優羽と書いた。そのとき
「このみって字がきれいだね。夏希も見習えば…?」
そういいながら笑っている。完全にからかっている。本当にめんどくさい奴だなと思うのも早かった。
それから何度か絡んできては夏希にすべていくようなやり取りが繰り返され、この時間が終わった。
その後は何事もなく無事に学校が終わった。早く塾に行って聞きたいことがたくさんある。
午後8時。塾が始まる時間だ。今日は数学の日で頭を悩ませたまま授業を半分終え、休み時間になった。
「夏希。優羽ってどんな人?」
「今日見たままの人かな?」
「それで…?」
「それでって…このみ…まさかだけど優羽のことカッコいいとか思った?」
「あぁー、ほんのちょっとだけ思った。」
「やっぱり?」
「えっ…夏希も思ったの?優羽のこと…」
「ごめんね。それはない。まず、他に好きな人いるし。」
夏希特有の突然爆弾宣言。それは見事に私に命中した。
「えっ?好きな人いるの。初耳だよー。じゃあ、優羽はただからかいたいだけ?」
「そうだと思うけど。それよりも、このみ。あんたが危ない。優羽に狙われる。」
そんな真剣に言われると困る。優羽は新しいクラスになって初対面で、最初に名前を覚えた人だ。まぁまぁ話した方だし絡まれる可能性だって十分にあり得る。
「ちょっと待って…狙われるってどういうこと。夏希は狙われたの?」
「からかいの標的にされた。」
「それは…失礼な事を聞きました…ごめんなさい。」
「謝る前に、このみは何て言うか…今までとちょっと違うような気がして…心配なだけだから気にしないで。」
「分かった。もう、授業が始まるみたいだから終わろっか。」
私の言葉で会話は途切れた。
とりあえず、優羽が危険。ということが分かった1日だった。
夏希が答える前に優羽が答えた。
「知ってて当たり前。去年同じだったし…夏希目立つし。」
それを聞いて私は「もしかして…優羽って夏希のこと…」と考えてたら夏希がいい始めた。
「優羽は黙ってて。このみ…塾で詳しく話すよ。とりあえず委員やる人決めようか。」
「分かった。また塾で詳しく聞く。このみ…委員は止めとく。部活あるし、ただでさえ塾を理由に休んでるのにさらに増えるとなると。正直困る。」
ここまでは、上手くことが進んでいるようだった。優羽が口を挟むまでは…。
「指差しで委員決めない?決まりっ!はい、じゃあやるよー!」
この時点で状況が分からないのは、私と夏希を含め女子全員。「せーの!」と言われ適当に指を指す。結果的に夏希が委員になることになった。その場で夏希の負担を減らしたいがためにわたしが係長に立候補した。
「このみだっけ?この画用紙に係のメンバーとか役割とか書いてくれる?」
「別にいいけど…じゃあ、メンバーのところに名前かいて。」
「書いて。゙優羽゙って。」
「えっ…このみが書くの?」
「うん。」
言われるがままに優羽と書いた。そのとき
「このみって字がきれいだね。夏希も見習えば…?」
そういいながら笑っている。完全にからかっている。本当にめんどくさい奴だなと思うのも早かった。
それから何度か絡んできては夏希にすべていくようなやり取りが繰り返され、この時間が終わった。
その後は何事もなく無事に学校が終わった。早く塾に行って聞きたいことがたくさんある。
午後8時。塾が始まる時間だ。今日は数学の日で頭を悩ませたまま授業を半分終え、休み時間になった。
「夏希。優羽ってどんな人?」
「今日見たままの人かな?」
「それで…?」
「それでって…このみ…まさかだけど優羽のことカッコいいとか思った?」
「あぁー、ほんのちょっとだけ思った。」
「やっぱり?」
「えっ…夏希も思ったの?優羽のこと…」
「ごめんね。それはない。まず、他に好きな人いるし。」
夏希特有の突然爆弾宣言。それは見事に私に命中した。
「えっ?好きな人いるの。初耳だよー。じゃあ、優羽はただからかいたいだけ?」
「そうだと思うけど。それよりも、このみ。あんたが危ない。優羽に狙われる。」
そんな真剣に言われると困る。優羽は新しいクラスになって初対面で、最初に名前を覚えた人だ。まぁまぁ話した方だし絡まれる可能性だって十分にあり得る。
「ちょっと待って…狙われるってどういうこと。夏希は狙われたの?」
「からかいの標的にされた。」
「それは…失礼な事を聞きました…ごめんなさい。」
「謝る前に、このみは何て言うか…今までとちょっと違うような気がして…心配なだけだから気にしないで。」
「分かった。もう、授業が始まるみたいだから終わろっか。」
私の言葉で会話は途切れた。
とりあえず、優羽が危険。ということが分かった1日だった。
