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イナズマイレブン~赤髪の死神と青髪の死神~
- 第14話暑さ -

円堂達の手伝いもあったおかげでお店は楽になったので、今は皆で一緒に帰っている。
これ・・・帰ったら・・・ヒロトのお説教+リュウジのお説教じゃん、うわ、終わったな~。
僕はそう思いながら歩いているとふと豪炎寺が立ち止って、虎ノ屋を見つめていた。
虎丸君の事を気にしているのかな・・・? 僕は豪炎寺を見ながら虎丸君が出ている試合を思い出した、そう言えば・・・どうしていつもシュートを打たないだろう?

「でも、彼がカタール戦の勝利の鍵になりそうだな~」

「どうしてそう思う?」

「うわ、聞いてたのかよ。まあ、なんとなく・・・かな・・・?」

「おいおい・・・、そう言えばヒロトがお前が遅いと怒っていたぞ」

「だろうね、後で訳はちゃんと話さないと」

僕と豪炎寺はそう話しながら合宿所へと帰った、その後リュウジとヒロトの烈火の如くの説教を聞く羽目になった・・・、トホホ・・・。
そして迎えた第2回戦の日、僕は先に控室に入りユニフォームを着ていたりとした、それより今日は本当に気温が高い・・・。

「この試合・・・倒れない奴が出ないと良いけど・・・」

そしてスターティングメンバーの発表。

「緋音」

「はい!」

「お前は後半から入れ」

「分かりました!」

ベンチスタートか初めてかもな~・・・、あ、初めてじゃないや。
僕は1人でボケやツッコミを心の中でやりながらベンチに座る、今日も不動は選ばれなかった事に相当の不機嫌なご様子だ。
僕が座るのを見るといきなり鼻で笑い始めた。

「あんたもベンチかよ」

「なら、何? 僕が居て迷惑かな?」

「別に~」

イラッと来るその言動に殴りたい衝動を抑えながら今から始まる試合を見つめた、解説者は僕が出ていない事に驚きを隠せない様子だった、いや、事前に僕の事を調べていたであろう相手チームも観客達も驚きの声を上げていた。
そして試合は開始、イナズマジャパンは順調にパスを繋げていく中、デザートライオンはなんて言うかラフなプレーが多い・・・。

「なあ、不動・・・」

「あぁん?」

「お前も気づいてるだろ? この試合・・・何かが起きるぞ」

「ハッ、だろうな。相手が早々と点を取らせに行くわけねぇ」

僕と不動が話していると解説者から先制点が入った事を聞かされた、点は入ったのは良いが・・・デザートライオンに僕達は遊ばれている様な気がする・・・。

「緋音、何か気づいたか?」

「はい、一応は・・・」

「そうか・・・」

そしてヒロトのシュートで追加点が入る、これじゃあ・・・元も子も無くなるね。
この日照りでは・・・。

「しかし、まあ、デザートライオンはよく走りますね~」

目金の言葉は確かに正しいが、この試合・・・絶対にヤバイ・・・。
そして前半戦終了のホイッスルが鳴り響いた、2-0、デザートライオンは1点も取れず終わった。
ベンチに戻って来た皆はそれぞれ凄い勢いでドリンクを飲み始める、それもその筈、この暑さの中で試合をしていればすぐに喉も乾くだろう。

「ヒロト、リュウジ、吹雪、大丈夫か?」

「うん、心配しないで」

「まだ行ける・・・!」

3人の異常な疲れ方・・・確かこの3人だけ誰よりも走っていた。

「緋音、お前は後半の途中から入れ」

「はい・・・」

今はこの3人を見守る事を僕は選んだ、そして後半戦は開始された。
皆は早くに息が上がっている、円堂もこれ以上やれば・・・僕はソワソワしながら監督を見やる。
その時だった、リュウジがとうとう倒れてしまったのだ。

「緋音」

「はい!」

続く

デザートライオンの狙いが分かったイナズマジャパン。
次々と仲間が倒れる中カギを握る虎丸が入る。
だが、虎丸はシュートを決められずに居る姿を見て豪炎寺は・・・?
<2016/12/04 13:42 死神>消しゴム
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