~夜のグラウンド(緑川視点)~
ドンドン皆は力を付けて行く・・・、お日さま園でクールだけど優しい霊歌も、お日さま園で皆に慕われているヒロトも・・・、どんどん力を付けて世界と向き合ってる。
なのに・・・俺は・・・! 俺はもう1度ボールを蹴り棒状の障害物を避けて行く。
俺の脳裏に思い出すのはビックウェイブス戦での綱海のシュートとデザートライオン戦の虎丸のシュートだった。
「ぁ!」
だけど、それを気にしていたせいで障害物に当たる。
もう1度・・・! 俺はもう1度ボールを蹴って障害物を避けて行く、やっと避け切ると俺はゴールに向かってボールを蹴るけど体制が悪かったせいかボールはゴールポストに当たった。
これじゃあ・・・俺はさっき蹴ったボールと障害物で蹴ったボールがぶつかり合うのが見て、まるで自分の実力と皆の実力を見せつけられたようで悔しかった・・・。
~次の朝(霊歌視点)~
「zzzzz「おい、失敬女!」うわぁ!」
僕は頭を叩かれながら起きるとムスッとした顔をしている鬼道と苦笑いをしている円堂達、そして大きな溜息を吐いているヒロトが居た、僕はあはは・・・と小さく笑いながら鬼道を見る。
鬼道さんから物凄い殺気を感じるのですが・・・、その後、鬼道から物凄い雷が降った。
玲名の雷よりマシだけどね・・・。
「霊歌は赤髪の死神で有名だろ?」
「そうだよ」
「世界選手を見てどう思ったか教えてくれないか?」
「ん~、このチームじゃあ多分次の相手は苦戦を強いられるのは事実。それは皆も感じ取ってくれたと思う。だから、僕は新しい必殺技を提案したいんだけど・・・」
「いいじゃねぇか!」
土方はそう言うと僕の肩に手を回して来て大笑いし始めた、僕はあはは・・・と小さく笑いながらやっと肩から手を離して貰えた。
皆が連携必殺技や新しい必殺技を考えていく中、僕はふと1人で黙々とご飯を食べているリュウジが目に入った、その顔は自分への厳しさそのものだった。
「ねえ、ヒロト」
「どうしたの?」
「リュウジの様子・・・」
「うん、気になってたんだ・・・。霊歌も?」
「うん、無理してる様に見えるし・・・。相談してあげたいけど、大丈夫だって本人は言うけどあんなのほっておけないよ」
僕とヒロトはそう話しながらリュウジの様子を見ながら特訓に励んだ、そしてあっという間の夜。
皆は必殺技がどうこう言いながら話しながら僕はいつもの席に座ろうとするが、嫌味なのかそれとも嫌がらせなのかどっちも同じなんだけどね、不動が座っていたのだ。
さすがにこれで喧嘩をしてはいけないと僕も分かっており、仕方なく違う場所を探す。
「あ、リュウジ、ヒロト! 僕も此処座っていい?」
「うん、いいよ」
「ん・・・」
相変わらず表情が暗いリュウジに僕とヒロトはコクッと頷く。
「リュウジ、後で一緒に特訓しない?」
「え・・・?」
~ご飯が終わって数分後~
僕とヒロトとリュウジの特訓が始まると言っても、リュウジに僕とヒロトが蹴るボールを奪ってみろと言うルールなんだけど・・・、リュウジは取ろうとするが僕とヒロトのパスやリフティングでボールを奪わせないようにする、そして、とうとうリュウジの限界が来る・・・。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
「どうしたの、リュウジ? もう終わり?」
汗だくになっているリュウジに対して僕とヒロトは汗1つ息1つ乱さずに僕が足でボールを止めていた、ヒロトなら普段少し休憩しようかと言うが今回は心を鬼にしてとヒロトと僕で決めたのだ。
「いいよもう!! どうせ俺なんて・・・これ以上やったってもう・・・!!!」
「リュウジ・・・」
「エイリア学園のセカンドランクチームに居た俺なんかが選ばれたのが、間違いだったんだ・・・」
「・・・・間違いか、俺はそうは思わないけどね」
「え?」
ヒロトの言葉にリュウジは顔を上げる、ヒロトはジッとリュウジを見つめていた。
「エイリア学園が無くなって、皆がサッカーを楽しめるようになって、お前のサッカーは変わったんじゃないのか?」
「俺の・・・サッカー・・・」
「僕もエイリア学園に居た時からリュウジ、何処か無理してる様に見えた、でも、エイリア学園が無くなってからリュウジさ、僕からボール取られたら奪い返してたの・・・僕、覚えてるよ」
そう、今でも鮮明に思い出せる。
僕がリュウジからボールを奪われるところを、悔しいとは思ったけどその分凄いとさえ思えた。
「だから、イプシロンの奴らやジェネシスの奴らとも互角に戦えるようになったんだ」
「そして今はリュウジが此処に居る、大丈夫だよ・・・リュウジなら・・・。だから、少しは信じてあげて、自分のサッカーに・・・」
「・・・うん!」
「じゃあ、もう1回3人で練習しようか!」
「賛成!」
「・・・ヒロトと霊歌って何だが太陽と月みたい」
ふとリュウジがボソッとそんな事を呟いた、ヒロトはどういう事って聞くとリュウジはクスッと笑いながらヒロトを指差してヒロトは月と言い、僕の方を指差して僕は太陽だと言った。
僕は何処が聞くとリュウジは少し考え込むような顔をしながらこう言った。
「霊歌って太陽みたいに暗くなった人を照らして、ヒロトは月みたいにその人の事を優しく慰めてくれるとこが」
「・・・・僕はそうは思わないけど」 「俺も・・・」
「気づかないだけだよ、そうだ! 2人の連携技やって見ないか?」
「僕とヒロトの?」
「うん!」
リュウジの提案で僕とヒロトは連携技をやって見る事にした、そして僕達が寝たのはとてもとても遅い時間だった、そして翌朝。
僕とヒロトとリュウジは鬼道の所に行き、リュウジが僕とヒロトに連携技をやっていいかと聞いた。
「確かに霊歌のテクニックとパワーがある、それに対してヒロトはスピードとキック力がある。良いんじゃないか? 元は2人はエイリア学園では敵同士だが・・・連携技が完成すれば戦力としては大幅に上がる」
「じゃあ・・・やって良いのか!」
「あぁ」
僕とヒロトとリュウジは3人でハイタッチをした、決まったら行動と言う事で今からリュウジが蹴るボールを受けとって連携技となった。
「行くよ~!」
「あぁ!」 「任せたよ、緑川!」
それから僕達は何度も何度も成功に近づける為、お互いどうすればいいかと話し合った。
そして夕食の時も何度も何度も話し合って技名だけは何とか決められた。
その名も『ソレイユ・リュヌ』、意味は太陽と月だった、そして、何とか成功に近づいてきたある日だった、久遠監督が練習試合をすると言った。
「ヒロト!」
「あぁ、俺達の必殺技を見せるチャンスだね!」
僕とヒロトがクスクスと笑っていると、ある場所からシュートが打たれてきた。
円堂はすぐにボールを受け止めるとその投げた方向を見た、そこには長身で黒発の髪の毛をアップにしている男の人が居た。
「デザーム!」
「治兄さん・・・!」
続く
ドンドン皆は力を付けて行く・・・、お日さま園でクールだけど優しい霊歌も、お日さま園で皆に慕われているヒロトも・・・、どんどん力を付けて世界と向き合ってる。
なのに・・・俺は・・・! 俺はもう1度ボールを蹴り棒状の障害物を避けて行く。
俺の脳裏に思い出すのはビックウェイブス戦での綱海のシュートとデザートライオン戦の虎丸のシュートだった。
「ぁ!」
だけど、それを気にしていたせいで障害物に当たる。
もう1度・・・! 俺はもう1度ボールを蹴って障害物を避けて行く、やっと避け切ると俺はゴールに向かってボールを蹴るけど体制が悪かったせいかボールはゴールポストに当たった。
これじゃあ・・・俺はさっき蹴ったボールと障害物で蹴ったボールがぶつかり合うのが見て、まるで自分の実力と皆の実力を見せつけられたようで悔しかった・・・。
~次の朝(霊歌視点)~
「zzzzz「おい、失敬女!」うわぁ!」
僕は頭を叩かれながら起きるとムスッとした顔をしている鬼道と苦笑いをしている円堂達、そして大きな溜息を吐いているヒロトが居た、僕はあはは・・・と小さく笑いながら鬼道を見る。
鬼道さんから物凄い殺気を感じるのですが・・・、その後、鬼道から物凄い雷が降った。
玲名の雷よりマシだけどね・・・。
「霊歌は赤髪の死神で有名だろ?」
「そうだよ」
「世界選手を見てどう思ったか教えてくれないか?」
「ん~、このチームじゃあ多分次の相手は苦戦を強いられるのは事実。それは皆も感じ取ってくれたと思う。だから、僕は新しい必殺技を提案したいんだけど・・・」
「いいじゃねぇか!」
土方はそう言うと僕の肩に手を回して来て大笑いし始めた、僕はあはは・・・と小さく笑いながらやっと肩から手を離して貰えた。
皆が連携必殺技や新しい必殺技を考えていく中、僕はふと1人で黙々とご飯を食べているリュウジが目に入った、その顔は自分への厳しさそのものだった。
「ねえ、ヒロト」
「どうしたの?」
「リュウジの様子・・・」
「うん、気になってたんだ・・・。霊歌も?」
「うん、無理してる様に見えるし・・・。相談してあげたいけど、大丈夫だって本人は言うけどあんなのほっておけないよ」
僕とヒロトはそう話しながらリュウジの様子を見ながら特訓に励んだ、そしてあっという間の夜。
皆は必殺技がどうこう言いながら話しながら僕はいつもの席に座ろうとするが、嫌味なのかそれとも嫌がらせなのかどっちも同じなんだけどね、不動が座っていたのだ。
さすがにこれで喧嘩をしてはいけないと僕も分かっており、仕方なく違う場所を探す。
「あ、リュウジ、ヒロト! 僕も此処座っていい?」
「うん、いいよ」
「ん・・・」
相変わらず表情が暗いリュウジに僕とヒロトはコクッと頷く。
「リュウジ、後で一緒に特訓しない?」
「え・・・?」
~ご飯が終わって数分後~
僕とヒロトとリュウジの特訓が始まると言っても、リュウジに僕とヒロトが蹴るボールを奪ってみろと言うルールなんだけど・・・、リュウジは取ろうとするが僕とヒロトのパスやリフティングでボールを奪わせないようにする、そして、とうとうリュウジの限界が来る・・・。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
「どうしたの、リュウジ? もう終わり?」
汗だくになっているリュウジに対して僕とヒロトは汗1つ息1つ乱さずに僕が足でボールを止めていた、ヒロトなら普段少し休憩しようかと言うが今回は心を鬼にしてとヒロトと僕で決めたのだ。
「いいよもう!! どうせ俺なんて・・・これ以上やったってもう・・・!!!」
「リュウジ・・・」
「エイリア学園のセカンドランクチームに居た俺なんかが選ばれたのが、間違いだったんだ・・・」
「・・・・間違いか、俺はそうは思わないけどね」
「え?」
ヒロトの言葉にリュウジは顔を上げる、ヒロトはジッとリュウジを見つめていた。
「エイリア学園が無くなって、皆がサッカーを楽しめるようになって、お前のサッカーは変わったんじゃないのか?」
「俺の・・・サッカー・・・」
「僕もエイリア学園に居た時からリュウジ、何処か無理してる様に見えた、でも、エイリア学園が無くなってからリュウジさ、僕からボール取られたら奪い返してたの・・・僕、覚えてるよ」
そう、今でも鮮明に思い出せる。
僕がリュウジからボールを奪われるところを、悔しいとは思ったけどその分凄いとさえ思えた。
「だから、イプシロンの奴らやジェネシスの奴らとも互角に戦えるようになったんだ」
「そして今はリュウジが此処に居る、大丈夫だよ・・・リュウジなら・・・。だから、少しは信じてあげて、自分のサッカーに・・・」
「・・・うん!」
「じゃあ、もう1回3人で練習しようか!」
「賛成!」
「・・・ヒロトと霊歌って何だが太陽と月みたい」
ふとリュウジがボソッとそんな事を呟いた、ヒロトはどういう事って聞くとリュウジはクスッと笑いながらヒロトを指差してヒロトは月と言い、僕の方を指差して僕は太陽だと言った。
僕は何処が聞くとリュウジは少し考え込むような顔をしながらこう言った。
「霊歌って太陽みたいに暗くなった人を照らして、ヒロトは月みたいにその人の事を優しく慰めてくれるとこが」
「・・・・僕はそうは思わないけど」 「俺も・・・」
「気づかないだけだよ、そうだ! 2人の連携技やって見ないか?」
「僕とヒロトの?」
「うん!」
リュウジの提案で僕とヒロトは連携技をやって見る事にした、そして僕達が寝たのはとてもとても遅い時間だった、そして翌朝。
僕とヒロトとリュウジは鬼道の所に行き、リュウジが僕とヒロトに連携技をやっていいかと聞いた。
「確かに霊歌のテクニックとパワーがある、それに対してヒロトはスピードとキック力がある。良いんじゃないか? 元は2人はエイリア学園では敵同士だが・・・連携技が完成すれば戦力としては大幅に上がる」
「じゃあ・・・やって良いのか!」
「あぁ」
僕とヒロトとリュウジは3人でハイタッチをした、決まったら行動と言う事で今からリュウジが蹴るボールを受けとって連携技となった。
「行くよ~!」
「あぁ!」 「任せたよ、緑川!」
それから僕達は何度も何度も成功に近づける為、お互いどうすればいいかと話し合った。
そして夕食の時も何度も何度も話し合って技名だけは何とか決められた。
その名も『ソレイユ・リュヌ』、意味は太陽と月だった、そして、何とか成功に近づいてきたある日だった、久遠監督が練習試合をすると言った。
「ヒロト!」
「あぁ、俺達の必殺技を見せるチャンスだね!」
僕とヒロトがクスクスと笑っていると、ある場所からシュートが打たれてきた。
円堂はすぐにボールを受け止めるとその投げた方向を見た、そこには長身で黒発の髪の毛をアップにしている男の人が居た。
「デザーム!」
「治兄さん・・・!」
続く
