僕は豪炎寺の家つまり・・・マンションに来ている、まあ、久しぶりに夕香ちゃんに会いたいから付いて行っていいかと豪炎寺に頼むと豪炎寺は別にいいと言ったので来ている。
「豪炎寺ってマンションに住んでるんだな~」
「あぁ、霊歌はお日さま園の奴らと一緒に暮らしているんだよな?」
「うん、だからご飯作る時とか本当大変なんだよね~」
話し込んでいると豪炎寺が着いたと言い足を止める、豪炎寺がドアを開けると奥から聞いた事ある声が聞こえた。
「お兄ちゃん、お帰り~! あ、霊歌お姉ちゃんも久しぶり!」
「あぁ、ただいま」
「夕香ちゃんも元気だね~、僕は特訓で疲れてるんだけど」
「お帰りなさいませ、これ洗濯ものですね」
「あぁ、頼むよ」
おぉ・・・家政婦さんも雇ってんのか・・・、初めて見た・・・。
家政婦さんは僕に気が付いた。
「初めまして、家政婦のフクと言います」
「あ、こちらこそ初めまして。豪炎寺・・・くんのチームメイトの緋音霊歌です」
「霊歌お姉ちゃんもサッカー上手なんだよ!」
「そうでございますか! 「豪炎寺・・・くんには負けますけどね」
くん付けが慣れない・・・、まだ虎丸君なら普通に言えるけど同い年の豪炎寺にくん付けは無理! 僕は玄関で待っているとリビングから楽しそうな会話が聞こえてくる。
豪炎寺・・・幸せだね~、僕がそう思っていると鞄を持った豪炎寺がやって来る、もう行くのか・・・。
まあ、そろそろ戻らないと久遠さんの特訓に僕も遅れるしましてや鬼道と言うゴーグル野郎の雷も落ちて来るや(結果的に僕に雷が落ちるが・・・)。
「気を付けてお戻りください。緋音さんもまた来て下さいね」
「はい、夕香ちゃんまたね~」
僕はそう言って豪炎寺の後に付いて行くと玄関の扉が開いてそこに現れたのは豪炎寺そっくりの眼鏡を掛けた男の人だった、え? 誰? 僕は豪炎寺をジッと見ると豪炎寺は目が合わせにくいのか少し俯き加減になっていた。
「お帰りなさい、父さん」
「お帰りなさいません」
「お帰りなさーい」
挨拶を返さない豪炎寺のお父さん、返事ぐらい返してやればどうだ? 僕はジトッとした目で見ながら豪炎寺のお父さんの言葉を待ってみた、だって何か言いたそうな顔なんだもん。
「こんな時間からどこへ行く?」
「が「合宿所に戻るだけですよ、豪炎寺君のお父さん」・・・!」
「ほれ、行くぞ~。またね~、夕香ちゃん。フクさん!」
僕は無理矢理気味に豪炎寺の手を引いて家を出た、あんなお父さんが居れば僕は我慢の限界だ。
そしてエレベーター、沈黙が続いている。
「あれって豪炎寺のお父さん?」
「あぁ・・・」
「お父さんって試合とか見に来てるの?」
「いや、いつも仕事で忙しいんだ」
なるほど、仕事一筋って訳ね。
僕はマンションを出て先程の豪炎寺の家を眺める、あの人の瞳・・・輝きが見えなかったな。
そして翌朝、今日は円堂がシュート練習で僕と虎丸君と豪炎寺がシュートを打っている。
「次、虎丸ー!」
「行きます!」
「来い!」
「タイガードライブ!」
だけど、虎丸君のシュートは円堂の正義の鉄拳で止められてしまう。
「どうしたー! その程度か?」
「・・・ちょっと手加減しただけですよ!」
「虎丸君~、手加減してたら僕を追い越せないぞ~」
「霊歌の言う通りだぞ、虎丸! 練習だからって手加減する必要はないぜ! 本気で来い!」
「じゃあ、今度は決めます!」
おお! 堂々と宣言した! 僕は乱れた髪の毛を直しながら次にシュートを打つ豪炎寺を見る。
豪炎寺は爆熱スクリューを円堂の居るゴールに打つが、珍しくも円堂に受け止められる。
それには円堂も虎丸君も不思議がっていた、まさかと思うけど豪炎寺のお父さんのこと考えてんのかな・・・? 僕は豪炎寺を横目に見ながら響木さんを見つけた。
「響木さん、お久しぶりですね~」
「あぁ、どうだ?」
「まあ、僕の中に眠る力って言われたら混乱しますけど何とか今は力の制御ぐらいは出来てますよ」
「そうか・・・、お前の兄に会うのは俺も楽しみだ」
「え? 「言っていなかったが、お前と霊斗はよく俺のラーメンを食べに来ていたんだぞ」全然記憶ないんですけど」
「そりゃお前が物心つく前だったからな」
そりゃ覚えていませんがな、僕が不服そうな顔をしながら響木さんを見ていると響木さんは思い出した様に僕にある手紙とある頼みごとをした。
~豪炎寺家(※豪炎寺視点)~
俺は家に帰って来ると見覚えのない靴と見覚えのある靴があった、1つは父さんので後1人は誰のか分からなかった、だけどスニーカーを履く奴と言えば霊歌しか思い浮かばなかった。
部屋に上がると夕香が嬉しそうに学校のテストで100点を取ったと嬉しそうに笑って話してくれた。
「さっきね霊歌お姉ちゃんが来てたよ!」
「霊歌が・・・!?」
「はい、どうも旦那様とお話があると言って」
霊歌がどうして・・・? 俺は父さんの部屋に入るといつものイナズマジャパンのジャージではなくて黒のジャケットに白のシャツ、黒のズボンとエイリア学園で見慣れた格好をしていた。
「霊歌・・・!」
「!」
「結論は出たのか?」
「・・・ッ結論って「いちいち聞き返すな」・・・」
「今まで何度議論をしてきた。いつサッカーをやめるかという話しに決まっているだろう」
やっぱりか・・・、俺は霊歌の隣に座り霊歌を見ると霊歌はフクさんの入れたお茶を飲んでいた。
「医者は人の命を救う仕事だ」
分かっている、それが父さんの口癖だ。
「サッカーだって、世界中の人達に希望をあたえるスポーツです」
「サッカーで誰が救えるのだ?」
「!」
「一時の希望は与えるかもしれん、だが、サッカーで患者は治るのか? 所詮は遊び。サッカーは人の命までは救えない。お前にとって最良の道は、サッカー選手ではなく医者になる事だ。何故ならお前は、私の医者としてのDNAを継いでいるからだ」
「ッ・・・「それが何か?」!」
「僕はサッカーで救われました、今は居なくなってしまっている兄もまたサッカーで救われました。確かにサッカーは一時の希望を与えるかもしれない、患者は治せない。だけど、サッカーで救われる人も居るんです」
霊歌は今までに見た事がない程真剣な表情をしながら父さんを見て堂々とした物腰でそう言った。
「それは運が良かったとしか言えないな」
「・・・貴方は本当にそう思えているんですか? 豪炎寺君に自分の理想を押しつけていませんか? 僕は貴方がやってる事は自分の理想を自分の息子に押し付けてる様に見えますよ?」
霊歌が淡々と父さんにそう言った。
「霊歌、もういい・・・」
「豪炎寺・・・、はあ~・・・分かりました。ですけど、お願いがあります」
「何だ?」
「豪炎寺をアジア決勝戦をさせてやってください! 「FWはお前が居る」そうかもしれませんが、豪炎寺にとっては今チームにとって必要不可欠なんです!! お願いします!!」
霊歌が父さんに頭を下げた、父さんは霊歌の思いに負けたのか分からないけど分かったと頷いた。
そして霊歌と俺は父さんの部屋を出ると、霊歌はポケットからある紙を出してグシャとその紙を握り俺の方に向いた。
「今の紙は・・・「僕の親さ」!」
「今更戻って来てくれだって。笑えて来るよね、あ、ごみは自分の部屋で捨てるよ」
その言葉を語った時の霊歌の顔は憎しみが入り混じっていた、その顔を見た時俺は分かった。
あいつにとって・・・親は一番会いたくもなく殺したいほど憎んで居る人物なのだと・・・。
続く
「豪炎寺ってマンションに住んでるんだな~」
「あぁ、霊歌はお日さま園の奴らと一緒に暮らしているんだよな?」
「うん、だからご飯作る時とか本当大変なんだよね~」
話し込んでいると豪炎寺が着いたと言い足を止める、豪炎寺がドアを開けると奥から聞いた事ある声が聞こえた。
「お兄ちゃん、お帰り~! あ、霊歌お姉ちゃんも久しぶり!」
「あぁ、ただいま」
「夕香ちゃんも元気だね~、僕は特訓で疲れてるんだけど」
「お帰りなさいませ、これ洗濯ものですね」
「あぁ、頼むよ」
おぉ・・・家政婦さんも雇ってんのか・・・、初めて見た・・・。
家政婦さんは僕に気が付いた。
「初めまして、家政婦のフクと言います」
「あ、こちらこそ初めまして。豪炎寺・・・くんのチームメイトの緋音霊歌です」
「霊歌お姉ちゃんもサッカー上手なんだよ!」
「そうでございますか! 「豪炎寺・・・くんには負けますけどね」
くん付けが慣れない・・・、まだ虎丸君なら普通に言えるけど同い年の豪炎寺にくん付けは無理! 僕は玄関で待っているとリビングから楽しそうな会話が聞こえてくる。
豪炎寺・・・幸せだね~、僕がそう思っていると鞄を持った豪炎寺がやって来る、もう行くのか・・・。
まあ、そろそろ戻らないと久遠さんの特訓に僕も遅れるしましてや鬼道と言うゴーグル野郎の雷も落ちて来るや(結果的に僕に雷が落ちるが・・・)。
「気を付けてお戻りください。緋音さんもまた来て下さいね」
「はい、夕香ちゃんまたね~」
僕はそう言って豪炎寺の後に付いて行くと玄関の扉が開いてそこに現れたのは豪炎寺そっくりの眼鏡を掛けた男の人だった、え? 誰? 僕は豪炎寺をジッと見ると豪炎寺は目が合わせにくいのか少し俯き加減になっていた。
「お帰りなさい、父さん」
「お帰りなさいません」
「お帰りなさーい」
挨拶を返さない豪炎寺のお父さん、返事ぐらい返してやればどうだ? 僕はジトッとした目で見ながら豪炎寺のお父さんの言葉を待ってみた、だって何か言いたそうな顔なんだもん。
「こんな時間からどこへ行く?」
「が「合宿所に戻るだけですよ、豪炎寺君のお父さん」・・・!」
「ほれ、行くぞ~。またね~、夕香ちゃん。フクさん!」
僕は無理矢理気味に豪炎寺の手を引いて家を出た、あんなお父さんが居れば僕は我慢の限界だ。
そしてエレベーター、沈黙が続いている。
「あれって豪炎寺のお父さん?」
「あぁ・・・」
「お父さんって試合とか見に来てるの?」
「いや、いつも仕事で忙しいんだ」
なるほど、仕事一筋って訳ね。
僕はマンションを出て先程の豪炎寺の家を眺める、あの人の瞳・・・輝きが見えなかったな。
そして翌朝、今日は円堂がシュート練習で僕と虎丸君と豪炎寺がシュートを打っている。
「次、虎丸ー!」
「行きます!」
「来い!」
「タイガードライブ!」
だけど、虎丸君のシュートは円堂の正義の鉄拳で止められてしまう。
「どうしたー! その程度か?」
「・・・ちょっと手加減しただけですよ!」
「虎丸君~、手加減してたら僕を追い越せないぞ~」
「霊歌の言う通りだぞ、虎丸! 練習だからって手加減する必要はないぜ! 本気で来い!」
「じゃあ、今度は決めます!」
おお! 堂々と宣言した! 僕は乱れた髪の毛を直しながら次にシュートを打つ豪炎寺を見る。
豪炎寺は爆熱スクリューを円堂の居るゴールに打つが、珍しくも円堂に受け止められる。
それには円堂も虎丸君も不思議がっていた、まさかと思うけど豪炎寺のお父さんのこと考えてんのかな・・・? 僕は豪炎寺を横目に見ながら響木さんを見つけた。
「響木さん、お久しぶりですね~」
「あぁ、どうだ?」
「まあ、僕の中に眠る力って言われたら混乱しますけど何とか今は力の制御ぐらいは出来てますよ」
「そうか・・・、お前の兄に会うのは俺も楽しみだ」
「え? 「言っていなかったが、お前と霊斗はよく俺のラーメンを食べに来ていたんだぞ」全然記憶ないんですけど」
「そりゃお前が物心つく前だったからな」
そりゃ覚えていませんがな、僕が不服そうな顔をしながら響木さんを見ていると響木さんは思い出した様に僕にある手紙とある頼みごとをした。
~豪炎寺家(※豪炎寺視点)~
俺は家に帰って来ると見覚えのない靴と見覚えのある靴があった、1つは父さんので後1人は誰のか分からなかった、だけどスニーカーを履く奴と言えば霊歌しか思い浮かばなかった。
部屋に上がると夕香が嬉しそうに学校のテストで100点を取ったと嬉しそうに笑って話してくれた。
「さっきね霊歌お姉ちゃんが来てたよ!」
「霊歌が・・・!?」
「はい、どうも旦那様とお話があると言って」
霊歌がどうして・・・? 俺は父さんの部屋に入るといつものイナズマジャパンのジャージではなくて黒のジャケットに白のシャツ、黒のズボンとエイリア学園で見慣れた格好をしていた。
「霊歌・・・!」
「!」
「結論は出たのか?」
「・・・ッ結論って「いちいち聞き返すな」・・・」
「今まで何度議論をしてきた。いつサッカーをやめるかという話しに決まっているだろう」
やっぱりか・・・、俺は霊歌の隣に座り霊歌を見ると霊歌はフクさんの入れたお茶を飲んでいた。
「医者は人の命を救う仕事だ」
分かっている、それが父さんの口癖だ。
「サッカーだって、世界中の人達に希望をあたえるスポーツです」
「サッカーで誰が救えるのだ?」
「!」
「一時の希望は与えるかもしれん、だが、サッカーで患者は治るのか? 所詮は遊び。サッカーは人の命までは救えない。お前にとって最良の道は、サッカー選手ではなく医者になる事だ。何故ならお前は、私の医者としてのDNAを継いでいるからだ」
「ッ・・・「それが何か?」!」
「僕はサッカーで救われました、今は居なくなってしまっている兄もまたサッカーで救われました。確かにサッカーは一時の希望を与えるかもしれない、患者は治せない。だけど、サッカーで救われる人も居るんです」
霊歌は今までに見た事がない程真剣な表情をしながら父さんを見て堂々とした物腰でそう言った。
「それは運が良かったとしか言えないな」
「・・・貴方は本当にそう思えているんですか? 豪炎寺君に自分の理想を押しつけていませんか? 僕は貴方がやってる事は自分の理想を自分の息子に押し付けてる様に見えますよ?」
霊歌が淡々と父さんにそう言った。
「霊歌、もういい・・・」
「豪炎寺・・・、はあ~・・・分かりました。ですけど、お願いがあります」
「何だ?」
「豪炎寺をアジア決勝戦をさせてやってください! 「FWはお前が居る」そうかもしれませんが、豪炎寺にとっては今チームにとって必要不可欠なんです!! お願いします!!」
霊歌が父さんに頭を下げた、父さんは霊歌の思いに負けたのか分からないけど分かったと頷いた。
そして霊歌と俺は父さんの部屋を出ると、霊歌はポケットからある紙を出してグシャとその紙を握り俺の方に向いた。
「今の紙は・・・「僕の親さ」!」
「今更戻って来てくれだって。笑えて来るよね、あ、ごみは自分の部屋で捨てるよ」
その言葉を語った時の霊歌の顔は憎しみが入り混じっていた、その顔を見た時俺は分かった。
あいつにとって・・・親は一番会いたくもなく殺したいほど憎んで居る人物なのだと・・・。
続く
