~理事長室~
「それで手紙の内容はどうだった?」
理事長にそう質問されて僕は吐き気がしたと簡単に話した、そりゃそうでしょ!? 僕の事をさんざん虐待して壊れた玩具みたいに捨てられてそれを今更会いたいって頭のネジが狂ってるでしょ!? 僕は大きな溜息を吐き理事長を見る。
「それで昨日豪炎寺君の保護者あったそうだが・・・」
「はい、頭が固い人ですよ。ですけど、何か隠してるようにも見えますね」
「そうか、では決勝戦に臨んでくれ」
「言われなくても」
僕はそう言って部屋を出ると豪炎寺が入って来た、自分の答えを出したのか・・・。
僕は壁に凭れながら中から聞こえる声に耳を傾けた、そこから聞こえるのは豪炎寺はこの決勝戦で自分はイナズマジャパンを降りると言う話だった。
豪炎寺・・・僕は右目に掛かった髪の毛を払い除けその部屋の前を後にした。
「よお、豪炎寺」
「・・・霊歌か」
「・・・イナズマジャパン降りるのか?」
「あぁ・・・父さんに何を言ってもあの人の考えは変わらない」
「そうか・・・、でも、豪炎寺・・・これだけは言わせてくれ」
「?」
「自分の気持ちをちゃんと伝えないと伝わらない事があるんだ、例えそれが家族でも仲間でも失ってしまう、僕みたいに・・・」
僕の脳裏には兄が何処かに行く後姿が思い浮かんだ、あの時僕が行かないでくれと頼んだら兄さんは居てくれたかもしれなかった、後悔しても遅い事を学んだ・・・。
僕はそう言って今日は練習を早めに終わらせてある場所へ行く、そこは豪炎寺の家だった。
ピンポーンとインターホンを鳴らす。
『はい、どちら様ですか?』
「緋音霊歌です、少しフクさんとお話がしたくて」
『! 分かりました。そちらに行くので少しお待ちください』
プツンと切れて数分待っているとフクさんがやって来た。
「すいません、お忙しい中・・・」
「いえ、それでお話とは?」
「豪炎寺君のお父さんについてお聞きしたい事が・・・」
「! 分かりました。旦那様は______」
~その夜ある合宿所(???視点)~
「彼女が緋音霊歌さんですか?」
ある少年は金髪のロングヘアの少年にそう尋ねた、金髪のロングヘアの少年はそうだよと頷きFFI地区予選のカタール戦の試合映像を見ていた。
「イナズマジャパンに入ったって聞いた時はびっくりしたぜ」
「そうだね、彼女と・・・円堂守と戦えるのが楽しみだよ」
そう言って赤毛の少年と銀髪の少年がやって来る、金髪の少年はフフと小さく笑いまた映像に目を移した、そこには勝利で喜ぶイナズマジャパンと裏腹に何かを見据えた赤毛の少女を見た。
「それじゃあ、明日も早いしそろそろ寝ようか」
「そうですね、かならず私達が勝ちましょう」
「当たり前だ!」
「今更の事を言うんだね、それじゃあ明日」
少年達はそう言うとそれぞれ部屋へと戻って行った。
続く
「それで手紙の内容はどうだった?」
理事長にそう質問されて僕は吐き気がしたと簡単に話した、そりゃそうでしょ!? 僕の事をさんざん虐待して壊れた玩具みたいに捨てられてそれを今更会いたいって頭のネジが狂ってるでしょ!? 僕は大きな溜息を吐き理事長を見る。
「それで昨日豪炎寺君の保護者あったそうだが・・・」
「はい、頭が固い人ですよ。ですけど、何か隠してるようにも見えますね」
「そうか、では決勝戦に臨んでくれ」
「言われなくても」
僕はそう言って部屋を出ると豪炎寺が入って来た、自分の答えを出したのか・・・。
僕は壁に凭れながら中から聞こえる声に耳を傾けた、そこから聞こえるのは豪炎寺はこの決勝戦で自分はイナズマジャパンを降りると言う話だった。
豪炎寺・・・僕は右目に掛かった髪の毛を払い除けその部屋の前を後にした。
「よお、豪炎寺」
「・・・霊歌か」
「・・・イナズマジャパン降りるのか?」
「あぁ・・・父さんに何を言ってもあの人の考えは変わらない」
「そうか・・・、でも、豪炎寺・・・これだけは言わせてくれ」
「?」
「自分の気持ちをちゃんと伝えないと伝わらない事があるんだ、例えそれが家族でも仲間でも失ってしまう、僕みたいに・・・」
僕の脳裏には兄が何処かに行く後姿が思い浮かんだ、あの時僕が行かないでくれと頼んだら兄さんは居てくれたかもしれなかった、後悔しても遅い事を学んだ・・・。
僕はそう言って今日は練習を早めに終わらせてある場所へ行く、そこは豪炎寺の家だった。
ピンポーンとインターホンを鳴らす。
『はい、どちら様ですか?』
「緋音霊歌です、少しフクさんとお話がしたくて」
『! 分かりました。そちらに行くので少しお待ちください』
プツンと切れて数分待っているとフクさんがやって来た。
「すいません、お忙しい中・・・」
「いえ、それでお話とは?」
「豪炎寺君のお父さんについてお聞きしたい事が・・・」
「! 分かりました。旦那様は______」
~その夜ある合宿所(???視点)~
「彼女が緋音霊歌さんですか?」
ある少年は金髪のロングヘアの少年にそう尋ねた、金髪のロングヘアの少年はそうだよと頷きFFI地区予選のカタール戦の試合映像を見ていた。
「イナズマジャパンに入ったって聞いた時はびっくりしたぜ」
「そうだね、彼女と・・・円堂守と戦えるのが楽しみだよ」
そう言って赤毛の少年と銀髪の少年がやって来る、金髪の少年はフフと小さく笑いまた映像に目を移した、そこには勝利で喜ぶイナズマジャパンと裏腹に何かを見据えた赤毛の少女を見た。
「それじゃあ、明日も早いしそろそろ寝ようか」
「そうですね、かならず私達が勝ちましょう」
「当たり前だ!」
「今更の事を言うんだね、それじゃあ明日」
少年達はそう言うとそれぞれ部屋へと戻って行った。
続く
