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天道虫と蝶々。桜に導かれた星の運命
- 過去、未来も一つにするアルビノ -

時計台の上。目を閉じたままの少女が一人。日傘を持ち、誰かを待っているようだった。彼女が待っているのは自分だ。白い、透き通るような白い髪。高潔さを示す長手袋に包まれた腕は細い。パッと見は何処かの姫君の様。
「居るの?プッチ神父」
「ああ、少し前から」
私と手を組むこの少女はスタンド使い。時間軸を操るスタンド。彼女は私の友人のように時を止めるような能力ではない。未来から物を飛ばしてきたり、逆に過去から物を飛ばしてきたり。自分や他人の未来なども見ることができる。
そして、ジョースターを狙う者。
「君は自分を売りさばこうとし、奴隷とした人間を始末したいのだろう?何故ジョースターを狙う?」
此方を見て眼を開いた。血よりも紅い眼を。彼女はアルビノと呼ばれる者。
「私は未来を見れる。妹の事もある、ファニーの事もある。そして、あいつらのせいで皆死ぬ。死なずに死ぬこともある。ジョティアジョースター、ジョニィジョースター。ジョルノジョバァーナ、空条徐倫。ジョースターの血族は私達を滅ぼす。もう一つ、理由はあるけれど貴方には言わないわ」
「妹・・・・。不治の病にかかっている子か」
「そうです。まだ14なのに。間接的に殺される。死んでは居ないのかも知れない。けれどもう元には戻らない」
カラリと音を立て彼女の服から懐中時計が転がり落ちる。美しく磨かれた銀の懐中時計。その時計は既に動いていなかった。
「時間。過去を見れば時間を操れるものは居た。時を飛ばす者。時を爆発させ戻す者。止める者。全てが死に、死にかける。死ねないというのかしらね。全てジョースターに殺される」


「さようなら、プッチ神父.いつか逢える日を待っていますわ」


彼女はこう言った。この言葉が何を意味するか。別れか、永遠の別れか。


立ち上がる。そろそろ[彼]が目覚め化ける。それに伴い彼女のチカラも目覚めるかも知れない。憎きジョースターの彼女のチカラが。

いかがでしたでしょうか?今回は短めです。不治の病。誰が妹か見当がついた方もいらっしゃるかと。私はラスボスはカーズが好きです。スタンド的には吉良さんですが。キラークイーン可愛いですよね。ご閲覧ディモールトグラッツェ!!
<2017/01/18 21:12 ユリカ>消しゴム
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