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天道虫と蝶々。桜に導かれた星の運命
- 恋心の紅き眼 -

ついてきて
その一言が言えないの。出てくる言葉は拒絶だけ。貴方じゃ役には立たないの。貴方のスタンドは今無能。
「なんで早人もこいつよこすのよ・・・絶対静とか駿の方が役立つわよ・・・」
ついてきて
役に立たないよ
ついてこないで
気がつけば後ろに湖を創りだしていた。そこから離れたい、彼から離れたいから。
もし、今、静が来れば透明化して襲える。
もし、今、駿が来れば・・・あの「眼」で、私を支えるだろう。
駿が側に居ると、いつもの私じゃいられない。調子が狂う。
走りながらに考える。あのテニスが大好きで、スポーツ万能で、紳士的で、でも心の内は意外と黒くて、笑顔の彼。スタンドはパワーが無いけどちょっとした未来予知も透視もスタンドコピーも相手を幻覚に落とせることも出来る彼。
心がざわつく。
「こんなんじゃダメ。戦えないわ。落ち着かないと」
遠くから黄金の光が踊る。破壊音とともに近付くそれはゴールドエクスペリエンス。
「パードレ!」
黄金の三つ編みに叫ぶ。驚いた風に振り返り、少し首を傾げ、頷く。
「パードレ、マードレを探してください。私はお兄ちゃんを。恐らく敵は時間を別空間から持ってくる力。用心してください」
「君も、気を付けて。僕には鎮魂歌がある。僕は、アイリンを助けるから。必ず」
二つ、頷いて、走り出す。
全て薙ぎ倒して、気に入らない奴は取り敢えずぶっ飛ばして。
そんな私の前に、紅い光と人の影が揺らいだ。


いかがでしたでしょうか?更新遅くてすいません。実はこの小説に挿絵をつけようかと思い描いてみていました。オリキャラなんだかんだ出てきます。ご閲覧ディモールトグラッツェ!
<2017/03/16 18:18 ユリカ>消しゴム
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