―――どこだここは。
辺りを見回してみると、さっきまでの静かな部屋とはとって変わって崩れた高層ビルや家が広がっていた。
こんなのまるで―――
「地――獄?」
そう、地獄だ。
このような現状は地獄としか表現できない。
荒れ果てたこの星に広がっている空は赤黒く、雲さえも黒に染まってしまっている。そして今の旬也が最も恐るべきこと。
「どうやって帰るんだよこんなところッ!!」
人生史上最大の危機。
仕方なく辺りを警戒しつつ進んでいくと、暗い、路地裏のような曲がり角があった。
「進んでみるしかないか」
勇気をだして路地裏に入ると、
「おいおいおい、嘘だろ――」
路地裏奥の方に赤い液体が見えた。
「――血?」
血だという確証が得られるほど暗いような状況ではなかったが、蔓延る鉄くささが鼻をついた瞬間に確信した。
「誰か死んでるのか?」
だが目の前に死体はなかった。血だけみえていたが、これ以上進むとヤバい――そう直感した。
だが、好奇心に旬也は負けてしまった。
「――――いくか」
それが惨劇の序曲だとは知らずに――
辺りを見回してみると、さっきまでの静かな部屋とはとって変わって崩れた高層ビルや家が広がっていた。
こんなのまるで―――
「地――獄?」
そう、地獄だ。
このような現状は地獄としか表現できない。
荒れ果てたこの星に広がっている空は赤黒く、雲さえも黒に染まってしまっている。そして今の旬也が最も恐るべきこと。
「どうやって帰るんだよこんなところッ!!」
人生史上最大の危機。
仕方なく辺りを警戒しつつ進んでいくと、暗い、路地裏のような曲がり角があった。
「進んでみるしかないか」
勇気をだして路地裏に入ると、
「おいおいおい、嘘だろ――」
路地裏奥の方に赤い液体が見えた。
「――血?」
血だという確証が得られるほど暗いような状況ではなかったが、蔓延る鉄くささが鼻をついた瞬間に確信した。
「誰か死んでるのか?」
だが目の前に死体はなかった。血だけみえていたが、これ以上進むとヤバい――そう直感した。
だが、好奇心に旬也は負けてしまった。
「――――いくか」
それが惨劇の序曲だとは知らずに――
