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- 朝霧夕日-2 -

 路地裏はかなり長く続いており、どんどんと寒さを感じさせる白いモヤがかかってくる。それは、入ってくるものを殺気だけで殺してしまうほどの"拒否感"があった。しかし、好奇心に刈られてしまった旬也の体はそんなことを感じることなく。
ただただ奥へ、奥へと進んでいった。
 歩みを進めていくと、死体を引きずったように血が地面にこびりついていた。

「あれ……行き止まりか?」

 するとすぐに、旬也の前に通行止めだ言わんばかりの鉄くさい壁があった。その壁には、まるで神さえ寄せ付けぬ大きさと残酷さで血の逆十字が描かれていた。

「おいおい、僕はまだ未成年だぜ……」

 鉄くささと本物の血が、現実だと言うことを強く掲示していたので期待はずれだという感じに旬也の好奇心も崩れていった。
     ◆
 一方、時を同じく、あるところで少女が自分の頭部に手にもった銃の銃口を向けてニヤリと笑って発砲した――。
     ◆
「―――銃、声?」

 現実で聞くことはない、そう思っていたドラマやゲームで聞きなれた"おと"が耳に心地の悪い電撃を与えた。

「やっぱり、僕以外にも他に誰かいるんだ!」

 再び好奇心に惹かれて気づいた頃にはすでに、"おと"のした方へ、路地裏の入り口へと旬也の足は動いていた――――。

丁寧さをもってがんばります。
<2016/12/26 15:23 双翼らいず>消しゴム
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