ガラ。
やっぱり誰もいない。
昔から私は、挨拶が苦手。
だからみんなのいないうちに学校に早く来てしまう。
「…はぁ、くだらない。」
誰もいない、静かな教室で
私は教科書に目を通す。
昔からこんな毎日。
こんな私だからいつも、
ガリ勉~!
くそ真面目!
地味女!
とか言われてきたのかな…。
毎日のことながら
こんな自分に飽き飽きする。
…はぁ。と小さなため息をついて
間もなく、教室のドアが開く。
いつもだったらまだ誰も来ないのに…
少し残念な気持ちで後ろを
振り替えると。
「お。やっぱいた。おはよ!
梓ちゃん!」
「…あ。」
昨日の人だ…。
「やっぱり早いんだな。笑」
「…。」
早く学校に来ている理由が
見透かされているような
気がして…。
うまく声が出ない。
それに…梓ちゃんなんて呼ばれたのもはじめてだし…挨拶されたのも久しぶり。
「あはは、笑」
「…?」
私はどう対応していいか
分からず、困っていると。
「梓ちゃん、ほんとに面白いわ。」
キラリと光るその笑顔は私には眩しすぎた。
霧八くん…だった気がする。
いつも目立っている人気者だから…
なんとなく覚えていた気がする。
でも私には彼を見つめる勇気も、
彼に恋する勇気もなかった。
彼のもっている全てが
遠い彼方にあるから。
それなのに…
なぜ彼は私に歩み寄ってくるのだろう?
「…梓ちゃん?」
「…は、はい。」
「…なんか考えてたでしょ?」
…口が開く。
「お名前…なんでしたっけ…」
「…え。
俺の名前?」
彼は少しビックリしたような顔で
顔をかしげる。
「ほんとに知らないのか。」
「合ってるかわかんないんですけど…
霧八く…」
「何だ。知ってるんじゃん。
よかった。俺に興味ないのかと
思った。」
「えっ…?
な、…」
「可愛い。」
「…!」
霧八くんは恥ずかしげにニコリと笑って
後ろを向いた。
「もういわねーからな//」
照れるはずの場面だと思う。
でも私には疑問しかなかった。
「…私、可愛くないです。」
「…え?」
「地味で……。
と、とりあえず…霧八くんが
私と一緒にいたら!
いじめられちゃいますよっ!!」
「梓ちゃん?」
教室を走って抜け出した。
私は恋しないの。
ごめんね、霧八くん。
ーーこんな地味女と恋なんて…
霧八くんもしたくない…よね?
やっぱり誰もいない。
昔から私は、挨拶が苦手。
だからみんなのいないうちに学校に早く来てしまう。
「…はぁ、くだらない。」
誰もいない、静かな教室で
私は教科書に目を通す。
昔からこんな毎日。
こんな私だからいつも、
ガリ勉~!
くそ真面目!
地味女!
とか言われてきたのかな…。
毎日のことながら
こんな自分に飽き飽きする。
…はぁ。と小さなため息をついて
間もなく、教室のドアが開く。
いつもだったらまだ誰も来ないのに…
少し残念な気持ちで後ろを
振り替えると。
「お。やっぱいた。おはよ!
梓ちゃん!」
「…あ。」
昨日の人だ…。
「やっぱり早いんだな。笑」
「…。」
早く学校に来ている理由が
見透かされているような
気がして…。
うまく声が出ない。
それに…梓ちゃんなんて呼ばれたのもはじめてだし…挨拶されたのも久しぶり。
「あはは、笑」
「…?」
私はどう対応していいか
分からず、困っていると。
「梓ちゃん、ほんとに面白いわ。」
キラリと光るその笑顔は私には眩しすぎた。
霧八くん…だった気がする。
いつも目立っている人気者だから…
なんとなく覚えていた気がする。
でも私には彼を見つめる勇気も、
彼に恋する勇気もなかった。
彼のもっている全てが
遠い彼方にあるから。
それなのに…
なぜ彼は私に歩み寄ってくるのだろう?
「…梓ちゃん?」
「…は、はい。」
「…なんか考えてたでしょ?」
…口が開く。
「お名前…なんでしたっけ…」
「…え。
俺の名前?」
彼は少しビックリしたような顔で
顔をかしげる。
「ほんとに知らないのか。」
「合ってるかわかんないんですけど…
霧八く…」
「何だ。知ってるんじゃん。
よかった。俺に興味ないのかと
思った。」
「えっ…?
な、…」
「可愛い。」
「…!」
霧八くんは恥ずかしげにニコリと笑って
後ろを向いた。
「もういわねーからな//」
照れるはずの場面だと思う。
でも私には疑問しかなかった。
「…私、可愛くないです。」
「…え?」
「地味で……。
と、とりあえず…霧八くんが
私と一緒にいたら!
いじめられちゃいますよっ!!」
「梓ちゃん?」
教室を走って抜け出した。
私は恋しないの。
ごめんね、霧八くん。
ーーこんな地味女と恋なんて…
霧八くんもしたくない…よね?
