――――――――――4年前
「きゃあ!もう。やめてよ~!お姉ちゃん!!」
私には、音紅(ねく)という姉がいた。私より4っつ年上なのに、私より5つ下くらいの子供っぽさがあっ
た。そんな姉ちゃんがある夜、家族の食事の場で、こんなことを言った。
音紅「実は・・・・。あの蝶学に、入学できるようになっちゃいました~。」
「「「えーーーー!?」」」
まさか?あの姉ちゃんが?
「すごい!すごいよ!おめでとう!」
私は、自分のことのように手をたたいて喜んだ。
しかし、その1年後、姉ちゃんは2年生になって、変わった。
私に遊んでくれなくなった。立ち振る舞いも、言葉遣いも全部…。大人っぽくなったんだ。母と父はそう
思ったが、私は違うと思った。大人っぽくなったを通り越している。なんていうかその、今までサナギ
だった姉ちゃんが、急に、もう立派な蝶みたいに、一人で冷たくなっていっている。って感じだった。
「姉ちゃん?大丈夫?」
音紅「うるさいです。もう中学1年生なんだから、少し静かにしなさいな。」
「・・・・はい。」
やっぱり。なんか変わってしまった。その6か月後姉ちゃんは、行方が分からなくなった。
大人たちがバタバタと目の前をかけていく。そこで私は決めた。私も、この学園に入って、姉の行方を
探そう。
―――――――――――
「だから!」
振り返ると、男はいなかった。ああ。あきらめてくれたか。そう思って前を向いて、私はしりもちをつい
た。目の前に男がいた。
男「はやく!」
よく聞けば、男の声は、少し低くて、でもとてもきれいで、男性なんだけど、なんか、女の人にも間
違えられそうなくらいつやがあった。
男「お前のお姉ちゃんはまだ死んでない!お姉ちゃんのことを教えてやるから!大学もいいところイ
ケるように、俺が指導してやるからぁ。」
男の声は後半ウルッテいた。
ん?今お姉ちゃんのこと教えてやるって言いませんでした?私は急いで、お母さんに、高校やめてい
いか連絡した。
母「ああ。疲れちゃったのね。いい大学行くのなら、許し上げましょう。」
良し。母の許可も得たし。
「分かりましたけど、その前に姉の秘密を教えてください!」
すると男はふわっと表情を緩めたように感じた。いや。帽子だからよく見えないんだけど…。
男「ありがとう。では言おう。お前のお姉ちゃん、確か音紅だったっけ?は、いなくなる2日前、学園か
ら、もげ蝶宣言されたんだ。」
「もげ蝶?」
男「羽のもげた蝶宣言。あなたは、蜘蛛の巣に引っかかりましたってな。それで、お前の姉は、逃げた
んだ。もげ蝶宣言された生徒が、どれほど恐ろしい目に合うか知っているから。そもそもあそこの学園
は、将来成長しないように、高校のところで完全に孵化させる学園なんだ。もうああなってしまったら
遅い。このぐらいで十分か?」
私は目をうるわせながらうなずいた。まさか蝶学がそんなに恐ろしいところだったなんて…。
男「さあ、いこう」
私は男についていった。この先、何があるのかも知らずに…。
「きゃあ!もう。やめてよ~!お姉ちゃん!!」
私には、音紅(ねく)という姉がいた。私より4っつ年上なのに、私より5つ下くらいの子供っぽさがあっ
た。そんな姉ちゃんがある夜、家族の食事の場で、こんなことを言った。
音紅「実は・・・・。あの蝶学に、入学できるようになっちゃいました~。」
「「「えーーーー!?」」」
まさか?あの姉ちゃんが?
「すごい!すごいよ!おめでとう!」
私は、自分のことのように手をたたいて喜んだ。
しかし、その1年後、姉ちゃんは2年生になって、変わった。
私に遊んでくれなくなった。立ち振る舞いも、言葉遣いも全部…。大人っぽくなったんだ。母と父はそう
思ったが、私は違うと思った。大人っぽくなったを通り越している。なんていうかその、今までサナギ
だった姉ちゃんが、急に、もう立派な蝶みたいに、一人で冷たくなっていっている。って感じだった。
「姉ちゃん?大丈夫?」
音紅「うるさいです。もう中学1年生なんだから、少し静かにしなさいな。」
「・・・・はい。」
やっぱり。なんか変わってしまった。その6か月後姉ちゃんは、行方が分からなくなった。
大人たちがバタバタと目の前をかけていく。そこで私は決めた。私も、この学園に入って、姉の行方を
探そう。
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「だから!」
振り返ると、男はいなかった。ああ。あきらめてくれたか。そう思って前を向いて、私はしりもちをつい
た。目の前に男がいた。
男「はやく!」
よく聞けば、男の声は、少し低くて、でもとてもきれいで、男性なんだけど、なんか、女の人にも間
違えられそうなくらいつやがあった。
男「お前のお姉ちゃんはまだ死んでない!お姉ちゃんのことを教えてやるから!大学もいいところイ
ケるように、俺が指導してやるからぁ。」
男の声は後半ウルッテいた。
ん?今お姉ちゃんのこと教えてやるって言いませんでした?私は急いで、お母さんに、高校やめてい
いか連絡した。
母「ああ。疲れちゃったのね。いい大学行くのなら、許し上げましょう。」
良し。母の許可も得たし。
「分かりましたけど、その前に姉の秘密を教えてください!」
すると男はふわっと表情を緩めたように感じた。いや。帽子だからよく見えないんだけど…。
男「ありがとう。では言おう。お前のお姉ちゃん、確か音紅だったっけ?は、いなくなる2日前、学園か
ら、もげ蝶宣言されたんだ。」
「もげ蝶?」
男「羽のもげた蝶宣言。あなたは、蜘蛛の巣に引っかかりましたってな。それで、お前の姉は、逃げた
んだ。もげ蝶宣言された生徒が、どれほど恐ろしい目に合うか知っているから。そもそもあそこの学園
は、将来成長しないように、高校のところで完全に孵化させる学園なんだ。もうああなってしまったら
遅い。このぐらいで十分か?」
私は目をうるわせながらうなずいた。まさか蝶学がそんなに恐ろしいところだったなんて…。
男「さあ、いこう」
私は男についていった。この先、何があるのかも知らずに…。
